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全長5.2m超!? ホンダ新型「巨大ミニバン」発表! 精悍&高級デザイン採用した新型「オデッセイ」US仕様への反響は?

くるまのニュース 2024年7月27日 11時10分

ホンダ「オデッセイ」の2025年モデルが米国で発売されました。日本仕様とは異なる、大型ミニバンとしてラインナップされるのですが、新型オデッセイに対してどのような反響があったのでしょうか。

■日本の「オデッセイ」より大型の米国仕様が刷新!

 ホンダは米国で、「オデッセイ」の2025年モデルを2024年7月23日に発売しました。
  
 オデッセイは日本でも販売されており、現行モデルは5代目です。2021年末に一度ラインナップから外れたものの、2年ぶりに復活を果たし、ホンダの高級ミニバンとして支持されています。

 一方、米国仕様のオデッセイは日本とは異なるモデル。全長205.2インチ×全幅78.5インチ×全高69.6インチ(全高5212mm×全幅1993mm×全高1767mm)という大柄なボディを有しており、同じ車名を名乗りながらも全く違うモデルとして進化しました。

 今回米国で発売された新型オデッセイ(2025年モデル)は、従来モデルから大幅に改良が加えられ、内外装のデザインを一新しています。

 外観は、アグレッシブなデザインのフロントフェイスを採用。再設計されたフロントグリルや大型のブラックフォグランプベゼルが装着され、精悍かつ高級感あふれる表情へと変更されました。

 また、リアバンパーも新形状となり、ホンダのスーパースポーツカー「NSX(2代目)」と同じデザインの縦型リフレクターが組み込まれています。

 アルミホイールも新デザインのシャープな形状に変更。最上級の「エリート」グレードには新たな19インチアルミホイールが採用されたほか、「スポーツ-L」グレードにはベルリナブラックのホイールが採用されました。

 ボディカラーには、「ソーラーシルバーメタリック」と「スモークブルーパール」の2色が新たに設定されます。

 内装は、左側にデジタルタコメーター、右側に物理的なスピードメーターを配置した先進的な7インチデジタルメーターを標準装備。より高度な技術がスマートに統合されました。

 加えて、9インチカラータッチスクリーンを全車に標準装備し、高速化されたプロセッサーによりタイムラグのないパフォーマンスを実現します。

 新型オデッセイでは、後席のエンターテインメントシステムが全面的に刷新され、クラス最大級となる12.8インチの高解像度スクリーンを搭載。機能面でも強化が図られました。

 先進技術として、全車にHonda SENSINGを搭載。先進歩行者検知機能付衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)や前方衝突警報(FCW)、車線維持支援システム(LKAS)、車線逸脱警報(LDW)付道路逸脱軽減機能(RDM)、低車速追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)などの機能が利用でき、安全性を高めています。

 この米国仕様の新型オデッセイについてさまざまな意見が寄せられており、「ホンダのミニバンはかっこいい!」「USオデッセイとかシエナ(トヨタが米国で販売するミニバン)とか大好き」「米国オデッセイって幅2mあるの!? アツいね!」など、評価する声が届いています。

 一方で、「デザインが色々なホンダ車の寄集めみたいな感じがする」「エアウェイブみたいな顔してるな」など、かつてホンダが販売していたステーションワゴン「エアウェイブ」を思い出した人もいました。

 このオデッセイは「米国で最も売れているミニバン」として多くのファミリーに愛用されているのですが、現地のユーザーからは「AWDがないのがこのクルマの最大の欠点」「AWDとハイブリッドが必要です」「ライバル車にはあるAWDとハイブリッドがない」というコメントも。

 米国仕様のオデッセイには280hpを発揮する3.5リッターV型6気筒エンジンと10速ATが搭載され、パワフルな走りが魅力なのですが、米国のユーザーからは、AWD(四駆)やハイブリッドを搭載した新たな仕様が求められているようです。

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 米国での新型オデッセイの価格は、4万1920ドルから5万880ドル。日本円で約656万円から約797万円です。

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