UDトラックスは「コンドル」に、新型直列6気筒エンジンを搭載した車両総重量15トン以上のモデルをラインナップに追加し、発売しました。
■軽量化図った新開発の直6搭載
UDトラックスは2024年7月23日、新型中型トラック「コンドル」に、車両総重量15トン以上のモデルをラインナップに追加しました。
同日より発売しています。
コンドルは1975年に登場した中型トラックで、現行型は2024年1月に登場した6代目。いすゞ「フォワード」のOEM車となっています。
内外装の全面的な刷新に加え、先進安全・運転支援システムの大幅なアップデートを図り、安全性能を向上させています。
エクステリアでは、ダイナミックなキャブデザインを採用。ブランドのアイデンティティを示す「UDエンブレム」を一体化させたフロントグリルを装備しました。
インテリアでは、車内空間を最大限に活用し、収納スペースを拡大。機器類やスイッチなどを最適配置することで、使い勝手も向上しました。
また、タッチパネルの7インチインフォテインメントシステムやアームレスト・シートヒーターなどを備える高機能シートをオプションで用意するなど、快適性能も高めています。
先進運転支援機能では、ブラインドスポットモニターやドライバーステータスモニター、全車速車間クルーズ、レーンキープアシストなどを設定しました。
今回ラインナップに追加されたのは、最高出力300馬力・最大トルク1081Nmを発揮する6.7リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジン「DB6A」型を採用した16／20／22トン仕様車です。
新エンジンにより十分なパワーを発揮するとともに大幅な軽量化を実現。さらに、シャシーフレームの一新やホイールベースの変更も図ることで、重量バランスの最適化と高積載を実現しました。
今回のラインナップ追加により、従来の7.5／8／11トン車、14.5トン車とあわせ、計4タイプの展開となっています。
なお、いずれのモデルでもAT／MT（DB6A型エンジン車は9速MT）のどちらも設定しています。