Infoseek 楽天

クルマで「空港」に行けば荷物が多くても楽そうですが、「空港の駐車場は使い方が難しい」と聞くことも…。一体どう利用すれば良いのでしょうか?

くるまのニュース 2024年8月10日 18時10分

クルマで空港に行く場合に役立つ「空港駐車場」ですが、一体どのように利用すれば良いのでしょうか。

■便利な「空港直結」の駐車場!でも使い方は?

 旅行や仕事などで空港を利用する際、荷物が多いと電車で移動するのもひと苦労。
 
 そんな時にマイカーがあれば、荷物が積めますし、電車が走っていない時間でも自分のペースで移動できます。
 
 このようにクルマで空港に行く場合に役立つのが「空港駐車場」ですが、一体どのようなルールで利用すれば良いのでしょうか。

 この空港駐車場、例えば羽田空港の場合は、第1ターミナル側に2カ所(P1、P2)、第2ターミナル側に2カ所(P3、P4)、第3ターミナルに1カ所(P5)と、計5ヶ所のターミナル直結型駐車場が設けられています。

 そのため、利用するターミナルに近い駐車場を利用すると便利です。

 利用方法は、当日直接駐車場に行き、空いているのであればそのまま駐車すればOKですが、もし満車の場合は、スペースが空くまで待つしかありません。

 とはいえ、フライトの時間がありますから、いつ空くか分からないのに待つのは不安でしょう。

 そこで便利なのが「予約制度」です。

 羽田空港ビル直結の駐車場のうち、P2からP5までは事前予約が可能です。

 予約は利用を開始したい日の30日前、午前10時からインターネットで行えます。

 その際は、駐車開始日だけ予約するのではなく、「駐車する期間全て」の日にちを確保しないといけません。

 例えば2泊3日で旅行するとすれば、3日間にわたって駐車場にクルマを停めるので、利用開始日を含め3日分を確保しましょう。

 予約者は「予約専用のスペース」に駐車するため、駐車開始日だけの予約だと翌日以降は“予約をしていないのに駐車したまま”というトラブルに発展してしまいます。

 また、予約専用スペースはP2が396台、P3が226台といった形で台数が限られているため、直前で予約しようとしてもすでにいっぱいというケースがほとんど。

 あらかじめ先の予定が分かっているのであれば、予約可能になった時点で押さえておくと良いでしょう。

 ちなみに、利用料金は入場後30分まで無料。入場から60分まで300円。

 入場から24時間(最大/日)だと、1530円~2140円となっています。

 また、予約する場合は別途予約料金として1000円~1400円が必要です(普通自動車の場合)。

 夏季や年末年始といった多客期間は料金が変動するため、利用前に公式サイトを確認しておくと安心でしょう。

 上記は羽田空港のケースですが、成田国際空港や中部国際空港セントレア、関西国際空港も、同様に複数のターミナル直結型の駐車場を設けており、当日利用と予約利用が可能です。

■空港の「周辺にある駐車場」を利用するのもアリ!

 ターミナル直結型の駐車場は予約可能なスペースが限られており、また休暇シーズンなどは予約無しで利用できるスペースもすぐにいっぱいになってしまいます。

 その場合は、空港周辺にある駐車場を利用するのがオススメです。

空港駐車場が満車なら「周辺にある駐車場」を利用するのもアリ!(画像はイメージ)

 羽田空港の場合、空港周辺に複数のパーキングスポットがあります。

 ターミナル直結型ではありませんが、ターミナル直結型と比べて料金が安いのが特徴。中には無料シャトルバスで駐車場から空港まで送迎してくれる場所もあります。

 ただし、多客期は周辺駐車場も混雑します。

 当日利用できる可能性はゼロではありませんが、フライトの時間を気にしながら駐車場を探さないで済むように、利用したいのであればこちらも早めの予約が必須です。

※ ※ ※

 このように、クルマで空港に行きたい場合に役立つ空港駐車場や、空港周辺にある駐車場。

 各駐車場の公式サイトでは、混雑状況も確認できますので、当日いきなり利用することになった際は、混雑状況を確認しつつ空いている駐車場に向かうようにしましょう。

この記事の関連ニュース