東京キャンピングカーショー2024に展示されていたバンテック「アストラーレGX4」に、ユーザーから反響が寄せられています。
■新たな「ハイラックスキャンパー」に反響集まる!
2024年7月に、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された東京キャンピングカーショー2024では、トヨタ「ハイラックス」ベースのキャンピングカーが注目を集めました。
その斬新な内装に、ネット上では反響が寄せられています。
現在の日本市場では、ピックアップトラックの人気が上昇傾向であり、新世代の三菱「トライトン」のデビューも注目されています。
この流れに合わせて、キャンピングカー業界も活発化しています。
キャンピングカー市場では、ピックアップトラックの荷台にキャンパーシェルを載せた「トラックキャンパー(通称:トラキャン)」が半世紀前から存在し、その利便性から人気があります。
東京キャンピングカーショー2024では、キャンピングカービルダーのバンテックが「アストラーレGX4」というハイラックスベースのキャンパーを展示し、注目を集めました。
このモデルはキャブコンで、車内からキャンパーシェルに直接アクセスできる構造を持っています。
ボディサイズは全長5640mm×全幅2100mm×全高2890mmで、ベース車であるハイラックス(Zグレード)の全長5340mm×全幅1855mm×全高1800mmと比較して、大幅にサイズアップしています。
エクステリアには、シェル部分に空力性能を高めるディンプルや模様が施されています。
これらは空力性能を高めるためのもので、走行中の挙動の安定に効果を発揮するとのことです。
一方でインテリアのデザインは洗練されており、まるでラグジュアリーホテルのような空間を演出しつつ、ポータブル電源やポータブルクーラーを装備し、ユーザーの金銭的負担を軽減する工夫も凝らされています。
シンクやキッチン、トイレにシャワールーム、さらにはくつろぎのダイネット空間を配置し、特にバンク部分にはスライドベッドマットがあり、ベンチシートとしても利用可能です。
また、トイレやシャワースペースの壁はスライドして、約2倍の広さを確保することができ、実用的かつ快適な水回り環境を実現しています。
この広大な車内空間の乗車定員は4人ですが、運転席上部にもバンクベッドが備わっており、就寝定員は3+2人となっています。
このアストラーレGX4はすでにタイで発売されており、日本市場向けに再検証とブラッシュアップが行われているとのことで、展示されていた試作車から、今後さらに改善が加えられるとのことです。
価格(消費税込み)は1210万円で、日本での発売は2025年2月を予定しています。
そんな新たなハイラックスキャンパーに、ネット上では「こういうクルマで車中泊旅してみたいなあ」「一通り生活できそうなものがついているから、ホテル代浮きそうだしサイコーじゃん!」「5人まで寝られるのはスゴイ!」など、広大な室内空間と、充実している装備が好評を得ています。
また「ゴツイボディのハイラックスにシェル載っているのは似合うなあ」「こういうのでキャンプいったら様になりそう」「オフローダーなキャンピングカーいいね」など、ハイラックス本体の無骨なデザインについてコメントするユーザーも。
一方で「買うのには金額がなかなかするから渋っちゃうけど、借りてみたいなあ」「キャンピングカーって窮屈なイメージだけど、これくらい広いなら利用してみたい」など、アストラーレGX4のレンタカー展開も求める声も複数見られました。