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トヨタのスゴい「高級スポーツカー!?」登場! 個性強い“斬新グリル×4本出しマフラー”採用! 2人乗り「謎の個体」の反響は

くるまのニュース 2024年8月10日 7時40分

トヨタ「スープラ」といえば同社を代表するスポーツカーですが、見た目が全く違う個体が中古車市場で流通しています。どのような特徴があり、ユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。

■見た目からするとベントレー? クライスラー?

 トヨタ「スープラ」といえば、現在「GRスープラ(通称90スープラ)」として販売されています。

 一方で先代にあたる「80スープラ」は現在でも世界的に人気を博していますが、なかには見た目からして80スープラと分からないモデルも存在します。ユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。

 80スープラは、日本では2代目、海外では4代目として1993年5月発売されました。

 その見た目は、2+2のハッチバッククーペボディを採用して、先代の70スープラと比べて全長とホイールベースを短くしつつもトレッドを拡大しています。

 ボディサイズは、全長4520mm×全幅1810mm×全高1275mm、ホイールベース2550mm。車両重量は1410kg-1540kgです。

 足回りには4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションや超扁平タイヤ、そして大容量ブレーキを採用することで高い走行性能を発揮。

 パワートレインは、3リッター直列6気筒エンジンを搭載して、「SZグレード」が225馬力、そのツインターボ版となる「RZグレード/GZグレード」が280馬力を発揮しました。

 なお「RZグレード」にはドイツのゲトラーグ社製の6速MTを採用しています。

 80スープラは、登場後に日本ではスーパーGT、海外では、ル・マン24時間に参戦するなど様々なモータースポーツでも活躍。

 また映画「ワイルドスピード」で主人公が操ったクルマであったこともあり、現在でも人気の高い国産スポーツカーのひとつです。

 そのため様々なカスタマイズが施された個体が世界中に存在しますが、なかでも見た目が80スープラとは思えない個体も登場しています。

 それがエアロメーカー・ヴェルサイドのコンプリートカーとなる「4509GTR」。

 見た目は、第一印象を決めるフロント部分ではバンパーやボンネットに加えて、ヘッドライトも変更。

 サイドビューではフロント/リアのフェンダー、さらには後方からの存在感を高めるリアバンパーやテールライト、リアウイングなどがカスタマイズされています。

 なお2024年8月現在、日本の中古車市場で2台の個体が流通しています。

 ひとつは岡山県の「エクスカーズ」の取り扱う1995年式で走行距離5600kmの個体。価格は応談となっています。

 こちらは、前述の見た目に加えて足元には22インチアルミホイールや大型ブレーキキャリパーを採用。

 さらにエアサスにカスタマイズされエアサスコンプレッサー2基、エアサスタンク1基を搭載。

 内装は全体的にブルーを基調としており、アルカンターラとレザーの組み合わせになっています。

 さらに本来であれば後席がある部分にウーファー、トランクにはウーファー2発、音響アンプを配置することで完璧なサウンド環境を整えています。

 4509GTRについてエクスカーズの担当者は「オーナー様が当社のファンということもあり、全てのカスタムを任せたいと頼まれました。まずエアサス、ホイール、ブレーキから手を加え、ホイールもブレーキもオリジナルデザインの1点ものとなっています」と話しています。

 この4509GTRを見たユーザーからは「80スープラって分からない」、「この見た目で中身はトヨタとか良い」、「ベントレーみたいなグリル」「フロントマスクは、クライスラー300だろ」などの声が見られました。 

※ ※ ※

 なお、もうひとつの個体はヴェイルサイド名古屋で扱っているもの。基本的な見た目はエクスカーズと同じですが、足元はフロント20インチ、リア22インチのアルミホイルを装着。

 内装はブラック×ホワイトを基調としたものとなっており、本体価格は690万円となっているようです。

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