大阪のカスタムメーカーESB(イーエスビー)は2024年7月18日、トヨタ「ルーミー」のフロントマスクをトヨタ「ランドクルーザー300」風にするフロントバンパーを発売すると発表しました。どのような仕上がりが期待されるのでしょうか。
■ランクル顔の「ルーミー」爆誕へ
大阪のカスタムメーカーESB(イーエスビー)は2024年7月18日、来年開催の東京オートサロン2025の出展に合わせて、トヨタ「ルーミー」のフロントマスクをトヨタ「ランドクルーザー300(以下ランクル)」風にするフロントバンパーを発売するとSNSを通じて発表しました。
ルーミーは、広い室内空間やスライドドアなどミニバンの魅力をコンパクトなボディサイズに凝縮したモデルで、ダイハツが生産する「トール」のOEM(相手先ブランドによる生産)車として、2016年に発売されました。
同車には顔つきの異なる2つの仕様があり、そのひとつである「カスタム」と名付けられた仕様は、横基調の巨大メッキグリルにより押し出し感が強まっています。今回ESBが手がけるフロントバンパーは、そのカスタムが対象となります。
本格SUVのランクルから着想を得ており、横基調のメッキグリル両脇に設けられたブラックのガーニッシュがランクルらしさを演出しています。
下端部のデザインやフォグランプの位置もランクルのフロントマスクを意識したものになっています。
フロントバンパーの交換だけで表情を大きく変えることができ、ダイハツのトールカスタムのほか、スバルの「ジャスティ」にも対応します。
現在制作中のデモカーは、フロントマスクの交換に加えて、オフロードタイヤやリフトアップなどでアウトドアスタイルに仕上げるといいます。このデモカーの愛称は「ランドクルーミー」で、リアバンパーも新たに制作する予定です。
なお、ルーミーは2020年9月にマイナーチェンジが行われており、それを境に前期型と後期型に分けられ、フロントグリルのデザインが少し異なっています。ランドクルーミーは後期型をベースにしていますが、前期型でもグリルを交換すれば、このランクル化が可能です。
デビューは来年の東京オートサロン2025(会期1月10〜12日)を予定しているといいます。