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「荷台が伸びる」ダイハツ斬新「“ながーーい”軽トラ」に反響多数!? 「これはスゴい」「興味そそる」 画期的な「超ロングボディ」! “実車化”果たした衝撃のモデルが存在!

くるまのニュース 2024年8月10日 8時10分

荷台が「伸びる」ことで広々とした空間に拡張できる軽トラックが存在します。これについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

■「荷台が伸びる」だけでこんなに便利! 斬新発想の軽トラとは

 ダイハツ「ハイゼットトラック」は長年にわたって軽トラックの定番として支持されています。
 
 このハイゼットトラックをベースに、「荷台を延長させる」という画期的な手法によって利便性を高めたモデルが存在します。SNSなどでも注目を集めていますが、どのようなモデルなのでしょうか。

 軽トラックは扱いやすいサイズに大容量の荷台を備え、悪路での走破性も持つ極めて実用的なクルマです。さらに、維持費が安いことや市販のアクセサリーなどを用いると、自分だけの専用仕様にカスタマイズすることも可能です。

 そうしたことから現在は商用ニーズだけでなく、アウトドアレジャーなどを楽しむ一般ユーザーにも支持されています。

 しかし、そんな軽トラックの荷台を「後ろに伸ばす」ことで、停車中に荷室を有効活用できるクルマが存在します。それがダイハツの「ハイゼットトラック ジャンボ エクステンド(以下ハイゼットエクステンド)」です。

 ハイゼットエクステンドは、2023年1月開催のカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」で披露されたコンセプトカー。ハイゼットトラックのラインナップに用意される、キャビン部が延長された「ジャンボ」仕様車をベースとしています。

 同車の最大の特徴は荷台です。まるで軽バンのように荷台上部までフルカバーするキャノピーが取り付けられており、これが後部にスライドすることで荷台部の空間を拡張することができるのです。

 室内はハイゼット ジャンボの標準荷室長1500mmから1100mm延長され、最大2600mmを確保。延長された室内のフロアはマット敷きで、横になることも可能です。

 実際には車中泊を想定したものではなく、外装も含めてスポーティな装いとすることで、モータースポーツの作戦会議などの拠点となる「モーターホーム」のイメージとしていました。

 公開時は多くの車中泊ユーザーに注目され、その登場に期待が高まっていましたが、2023年11月、FIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦「ラリージャパン」会場の豊田スタジアム(愛知県豊田市)内で、ダイハツ車のカスタムブランドであるD-SPORTは「ハイゼット ジャンボ エクステンド」を展示。

 東京オートサロン2023のハイゼットエクステンドの発想をもとに制作され、屋根やサイドパネル、テールゲートなど外側が「筒」のように伸びて、内部が露出する構造に進化。

 伸びしろは1200mmでコンセプトカーと同一で、テールゲートには3面のカーテンが装備され、全てを下ろすとタープテントのように完全なプライベート空間を確保できます。

 さらに、ハイゼットエクステンドは公道走行不可能なコンセプトカーでしたが、このハイゼット ジャンボ エクステンドはナンバーを装着し、ラリージャパン会場まで自走で来たといいます。

 なお、実車はこの1台のみで市販化の予定はないとしていますが、ダイハツ デザイン部の芝垣 登志男氏はラリージャパン会場で、「販売してほしいという声があればもしかしたら実現するかもしれません」と話しています。

 そんなハイゼット ジャンボ エクステンドおよびハイゼットエクステンドについて、現在もなおSNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

「これはありそうでなかったアイデア」「縦方向に伸びるのは斬新。」など、荷台を延長させるという画期的なアイデアを高く評価する声が多く寄せられています。

 また、「キャンプ地で伸ばして使うのアリかも。」「キャンプや車中泊旅には興味をそそるアイデア車である」「キャンプ等のホビー用途の他、移動店舗とかには良さそうです」と、拡張された空間を用いることで、使い道が広がることに関心を持つ人も多いようです。

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