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ダイハツ「すごいミライース」公開! まさかのターボ化&5速MT搭載に大反響! 「商品化して!」「買います!」の声も!? 市販化はどうなる?

くるまのニュース 2024年8月14日 8時10分

ダイハツは、レース参戦車両として、ターボ化および5速MTを搭載した「ミライース ターボ」を公開しました。通常仕様とは大きく異なる「ミライース ターボ」に対して、どのような反響があったのでしょうか。

■日常使いもスポーツ走行も両立できる「軽」に需要あり!

 ダイハツ「ミライース」は、初代モデルが2011年にデビューしたセダンタイプの軽自動車で、日常使いにピッタリなモデルです。
 
 現行モデルは2017年にフルモデルチェンジした2代目。コンパクトなサイズでありながら4人乗車が可能なパッケージングに加え、優れた燃費性能を備えています。

「エコカー」としてラインナップされるミライースですが、通常仕様には存在しない、「ターボエンジン」と「5速MT」を搭載した仕様をダイハツが公開しました。

「ミライース ターボ」と呼ばれる車両ですが、一体どのような特徴があるのでしょうか。

 ミライース ターボは、レース参戦用の車両としてダイハツが改造を施したものです。

 通常仕様のミライースに搭載されるNA(自然吸気)エンジンとCVTではなく、ダイハツの軽オープンカー「コペン」のエンジンとトランスミッションを搭載。

 2024年8月11日に富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された「K4-GP 2024年 FUJI 10時間耐久」に参戦する車両として、報道陣に公開されました。

 2023年にもミライース ターボで同レースに出場しているのですが、最新モデルでは「冷却性能」と「ボディ剛性」を改善しています。

 冷却性能向上のため、ボンネットのダクトはもちろん、今回新たにフロントグリルにも開口部を設けてラジエーターに直接風を送り込んでいるほか、フェンダー部分にもダクトを設置することで、エンジンルームの熱対策を施しました。

 また、エンジンルーム内にタワーバーやブレースが装着され、床下にもフロントとセンターにブレースで補強することでボディ剛性アップを図っています。

 内装も大きく変更されており、CVTのシフトレバーを取り払って、5速MTが搭載されているのが一番のポイント。シートはバケットシートに交換されて、さらに後席が外されてロールケージが組まれるなど、レースに特化した仕様となっています。

 サスペンションやブレーキも強化されたほか、タイヤやホイールも変更されているのですが、車両重量は通常仕様のミライースから20kgほどしか増加していないとのこと。軽量ボディで走りが楽しいモデルに仕上がっているようです。

 このミライース ターボはレース仕様として開発されたものですが、市販車でも「ターボ×5速MT」のモデルが登場しないのかというのは気になるところです。

 ダイハツの関係者は「将来の商品計画については回答できないが、お客さまの反響や、そのクルマを出す価値が見いだせれば、そういった可能性は確実に出てくる」ともコメントしており、ユーザーの要望があれば、ターボとMTを搭載したミライースの登場もありうるかもしれません。

※ ※ ※

 ミライース ターボについて、ネット上ではさまざまな反響が見受けられます。

「軽のちょいスポーツで5速MTの4枚ドアは需要あると思います」「日常も使えてスポーツ感も楽しめる、それでいて安価なクルマがどんどん無くなっているので、需要があるでしょう」など、日常のアシでありながら、走りも楽しめるモデルを求める声が寄せられています。

「これが本当に出たら買い替え候補です!」「ダイハツさん、欲しいから商品化して下さい!」「これに4WDがあれば最有力候補!」など、早くも購入を希望する人もいました。

「次のスズキ『アルト』もワークスの噂があるし、ミライースでも『TR-XX』が出て軽モータースポーツが盛んになったら楽しそう」「『アルトワークス』のライバル的な存在でミラターボがあったのだから、是非市販化してもらいたい」といった書き込みも。

 かつてスズキが販売していた「軽スポーツ」のアルトワークスとともに、ダイハツの軽スポーツの登場も大いに期待されているようです。

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