ダイハツには軽商用バンの「アトレー」というモデルが存在します。かつてそのアトレーをダイハツ自らオラオラ顔に仕立てたモデルが存在しました。
■まるでミニアルファード!? な「アトレー」とは
ここ数年、軽自動車市場において人気の高いジャンルが「軽スーパーハイトワゴン」です。
とくにかつてオラオラ顔と言われるような存在感のあるカスタマイズも設定されています。
軽スーパーハイトワゴンは、俗に全高1700mm以上、スライドドアがあることが条件となります。
現在のラインナップでは、ホンダ「N-BOX」、ダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」、日産「ルークス」、三菱「eKスペース」「デリカミニ」が存在。
そのなかで人気の御三家と言われるのがN-BOX、タント、スペースのシリーズ。
それぞれ標準のN-BOXとカスタムのN-BOX Custom、標準のタント、カスタムのタント Custom、標準のスペーシア、カスタムのスペーシア Customと設定されています。
それぞれのCustomを検討するユーザーからは「軽自動車でも個性のあるデザインが良い」、「アルファードはデカいけど、軽自動車でもそれなりな存在感が欲しい」といった声もあります。
またルークスでは、Customではないものの標準のルークスとカスタムのハイウェイスターがそれぞれ用意されています。
このように落ち着いた日常の足として使いたい人には標準仕様、個性も欲しい人にはカスタム仕様というカタチで棲み分けされているようです。
そんな各社のカスタム仕様ですが、過去にはそれらに匹敵するデザインのモデルがお披露目されていました。
それがダイハツ「アトレー プレミアム Ver.」です。
これは東京オートサロン2022でダイハツがお披露目したコンセプトモデル。
アトレーは2021年12月に17年ぶりのフルモデルチェンジを実施。その翌月に登場したコンセプトモデルで「RSグレード」がベースとなっています。
アトレー プレミアム Ver.は、その名の通り内外装にプレミアム感のある専用パーツや車高調などを採用しました。
エクステリアはホワイトのボディカラーとルーフをブラックアウトした2トーンを採用。
フロントには、ブラックの面積を拡大したオリジナルのフロントバンパー/グリル(LEDデイライト付)を装着。
リアには、ブラックのルーフエンドスポイラーやインナーヘッドランプやリアスカートを用いる他、インテリアには、本革風シートカバーを盛り込むことで、従来のアトレーとは異なる世界観を演出していました。
このアトレー プレミアム Ver.を見たユーザーからは「存在感あって良いね」、「市販化してほしい」、「アトレープレミアムVer.めちゃめちゃカッコええ」、「ミニアルファードみたい」、「タントカスタムとは違う格好良さがあって良い」というような声が寄せられていました。
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なおアトレー プレミアム Ver.はあくまでもコンセプトモデルです。
しかし、ダイハツが用意する純正アクセサリーにはクールな印象を付与するアイテムが用意されています。
エクステリアのアイテムは「フロントバンパーデカール(プレミアム)」、「ルーフエンドスポイラー(ホワイト)(ブラック)(シルバー)」、「バックドアガーニッシュ(メッキ)」、「サイドアッパーガーニッシュ(メッキ調)」、「ドアミラーガーニッシュ(メッキ)」、「12インチアルミホイール」。
インテリアには「インテリアパネルセット(プレミアム)」、「インパネモール(メッキ調)」、「本革風シートカバーセット」などが用意されています。