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マツダ新型「“ターボ”SUV」発表! “4000ccクラス”の加速力発揮する「カーボン」仕様もアリ! まるで「小さな高級車」な進化した「CX-30」米で登場

くるまのニュース 2024年8月19日 21時30分

北米マツダは2024年8月12日、新型「CX-30」2024年モデルを発表しました。商品改良が実施され、新色や安全装備、内装などが追加されています。

■新モデルでパドルシフト搭載グレードも

 北米マツダは2024年8月12日、「CX-30」2025年モデルの価格など詳細を発表しました。
 
 いったいどのようなクルマなのでしょうか。

 コンパクトSUV「CX-30」は、「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」をコンセプトとして、2019年に新たにラインナップに追加されました。

 ボディサイズは全長4395mm×全高1540mm×全幅1795mm。都市部などで扱いやすいサイズとし、最低地上高175mmを確保しつつ、着座位置を最適化し乗降性も担保しています。

 室内パッケージングにも配慮し、コンパクトなサイズながら大人4人が快適に移動できる十分な空間を確保しています。

 機能面では、新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」を採用した新プラットフォームを採用し、走りの基本性能をアップ。

 外観についても、同社のデザインテーマ「魂動デザイン」に基づき、シンプルな造形と光の移ろいを意識した形状とし、伸びやかなプロポーションとSUVらしい力強さや安心感をあわせ持つエクステリアデザインとしています。

 改良された2.5リッター自然吸気4気筒「Skyactiv-G」エンジンを搭載して、最大出力191馬力・最大トルク259Nmを発揮します。

 駆動系は4輪駆動の「i-Activ AWD」を採用し、リアルタイム荷重配分によってレスポンスの良い走りを可能とします。また、エンジンの駆動トルクを変化させて各車輪の設置荷重を最適化する新発想の制御技術「G-ベクタリング コントロール」や、オフロード時のトラクションシステムが標準装備されています。

 また安全機能もレーダークルーズコントロールやレーンキープ、レーン離脱アラート機能などを搭載しています。

 今回登場した2025年モデルでは、8.8インチディスプレイを搭載し、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応したインフォテイメントシステムを搭載するほか、アレクサ内蔵マツダオンラインナビゲーションを採用しています。

 2025年モデルのグレード展開は、以下のようになっています。

「CX-30 2.5 S」は基本グレード。マット仕上げのフロントグリルが特徴で、ブラックのリアルーフスポイラー、グレーメタリックの16インチアロイアルミホイールを採用しています。

「CX-30 2.5 S SELECT SPORT」はシルバーのルーフレールが追加され、アクティブ需要に対応しています。またセラミックメタルペイントが特徴で、ブラックメタル仕上げの18インチアロイアルミホイールを採用。ドアミラーはヒーター付きで、ブラックの人工革シートやレザーカバーのシフトノブやハンドル、サングラスホルダー、プライバシーガラスなどの追加点があります。

「CX-30 2.5 S PREFERRED」はそれをさらに追加し、運転席を8パターンで調整可能(メモリーつき)なほか、腰サポート、サンルーフを採用。内装はブラックとホワイトで選択可能。フロントグリルはグロスブラックで、シルバーメタル仕上げの18インチホイールを採用。シートはブラックとグレージュで選択可能。サイドミラーはバック時に自動で傾斜し駐車の際などに見やすくなります。

「CX-30 2.5 S CARBON EDITION」では2025年モデルとして、ボディカラーに「ポリメタルグレー」が登場。内装と革シートはレッドが選択可能。また、ブラックメタル仕上げの18インチアロイアルミホイールを採用しています。

「CX-30 2.5 S PREMIUM」はパドルシフトを追加し、運転支援に標識認識機能が追加されているほか、改良でBose製の12インチスピーカーやシリウスXMの通信衛星ラジオを搭載しています。

「CX-30 2.5 CARBON TURBO」はターボ搭載によってパワーとトルクをアップ。2000~2500の回転域で最大出力250馬力・最大トルク434Nmにも達します。内外装は、ブラックシグネチャーグリルやサイドガーニッシュが特徴で、テラコッタ人工革でブラックスエードのシートや、ブラックのルーフレールが採用されています。

「CX-30 2.5 TURBO PREMIUM」はヒーター付きハンドルやシャークフィンアンテナ、フレームレスで自動オフのリアビューミラー、自動傾斜とヒーター付きドアミラー、凍結処理機能付きのワイパーなどを追加搭載。シートはブラックとホワイトで選択可能で、Boseスピーカーや標識認識ナビも搭載しています。

「CX-30 2.5 TURBO PREMIUM PLUS」は最上級グレードで、360度ビューモニターや自動ブレーキ、車間距離維持機能、レーン保持機能などが搭載されています。

 販売価格は、基本グレードが2万4995ドル(約369万円)、最上級グレードの「TURBO PREMIUM PLUS」が3万6950ドル(約545万円)です。

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