三菱のメキシコ法人は2024年8月1日、新型コンパクトSUV「アウトランダースポーツ」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■三菱「新型アウトランダー”スポーツ”」公開
三菱のメキシコ法人は2024年8月1日、インドネシアで生産される新型コンパクトSUV「エクスフォース」を新型「アウトランダースポーツ」として導入することを発表しました。
エクスフォースは、2023年11月にインドネシアでの生産および販売を皮切りに、アセアン諸国、中南米、アフリカなどへ輸出拡大を図っている世界戦略SUV。メキシコ市場ではアウトランダースポーツとして販売されます。
ボディサイズは全長4390mm×全幅1810mm×全高1660mm、ホイールベース2650mm。最低地上高はクラストップレベルの222mmとスズキ「ジムニー」を超える地上高を確保しています。
デザインテーマは「シルキー&ソリッド」で、三菱の象徴であるダイナミックシールドをモダンに進化させた新世代デザインを採用するとともに、張りのある立体的な面構成によって、SUVの逞しさや躍動感を表現しています。
コックピットは8インチディスプレイと12.3インチディスプレイを一体化して先進性を印象づけながら、インパネのパッド素材にメランジ生地を採用し、リビングルームのような雰囲気を演出しています。
後席は40:20:40の8段階リクライニング&可倒式機能を採用し、乗員数や荷物量に応じてフレキシブルにアレンジができます。
快適さを高める装備は充実しており、左右独立エアコン、後席用送風口、ナノイー、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ、ワイヤレスチャージャー、ハンズフリー電動バックドアなど設定。フロアコンソールには空調の冷気を利用して飲み物を冷やすことができるドリンククーラーを設けています。
パワートレインは最高出力105ps・最大トルク141Nmを発生する1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにCVTを組み合わせています。
駆動方式は2WDながら、前左右輪の駆動力を制御するアクティブヨーコントロール(AYC)などによって、さまざまな路面状況に対応。4つのドライブモード(ロード、グラベル、マッド、ウェット)を任意で選べる機能を装備し、高い走破性を訴求しています。
ボディカラーは新色のエナジェティックイエローメタリックをはじめ全6色。価格は45万7800ペソ(約360万円)からとなっています。