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「エアコン付きでコスパ最高!」 100万円の新型「小さな国産車」に反響あり! “全長2.5m”に上質な「旧車デザイン」採用! めちゃ使える「新型モデル」とは

くるまのニュース 2024年8月21日 8時10分

KGモーターズの発表した“新時代の超小型モビリティ”新型「ミボット」について、様々な反響が寄せられています。

■「エアコン付き」で一年中が快適!

 2024年8月8日、KGモーターズは市販化を控えている新型「mibot(以下、ミボット)」についての説明会を開催しました。
 
 これまでありそうでなかった超小型モビリティの登場について、SNSでも様々なコメントが寄せられています。

 KGモーターズは、広島市に本拠を置くスタートアップ企業。

 同社の開発している新型ミボットとは、1人乗りの超小型電気自動車(EV)で、車名は「ミニマムなモビリティロボット」という意味に由来します。

 ボディサイズ(試作車)は、全長2490mm×全幅1130mm×全高1465mm。

 この軽自動車をも上回るコンパクトな大きさや、ボディの中心に大人1名が着座する運転位置が、新型ミボットの特徴です。

 運転には一般的なクルマと同じく「普通運転免許」が必要となり、最高速度は60km/hで、満充電での航続距離は100km。

 しかもエアコンを装備しているため、季節や環境にとらわれず、しっかりと実用に耐えうる内容となっています。

 新型ミボットの充電は、一般的な家庭用電源のAC100V電源を使用し、5時間で満充電に到達。

 車両重量は430kgと軽量なのでエネルギー効率に優れ、高い環境性能も持ち合わせます。

 それでいて車両規格は「原付ミニカー」となるので車検も無く、維持費を安く抑えられるため、コストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。

 そんな新型ミボットですが、ただお買い得に購入・維持できるだけではなく、“国産車”ならではの品質に仕上げるため「安全性」の確保にも注力されており、本来なら原付ミニカー規格には必要とされない“衝突実験”も実施。

 KGモーターズは、超小型モビリティである新型ミボットが通常のクルマと混ざって公道を走行することへの不安を取り除くことで、社会に求められるモビリティに成長し、その先の目標である“持続可能な移動が可能な社会”を実現しようとしています。

また新型ミボットはデザインも力を入れており、愛らしいフロントの丸目2灯のヘッドライトや、リアの片側4連テールレンズなど、どこか懐かしいレトロなディテールを採用。

 前後対称のコロンとしたボディも相まって、ペットや家族のように親近感を感じられるエクステリアとなっています。

 この新型ミボットの車両価格(消費税込)は100万円で、別途送料や登録諸経費が必要。

 すでに2024年3月にはモニター申込者を対象とした先行予約が行われたほか、8月内には一般予約も開始を予定しており、2024年度内の量産試作車製作から将来的な本格量産体制への移行まで、綿密なロードマップが発表されています。

※ ※ ※

 新型ミボットは注目度の高さから、SNSなどでも様々な反響が寄せられています。

 まず、「ちゃんとドアやキャビンを備えたミニカーでここまでデザインがいいモデルは見たことないね」「鳥山明さんのマンガに出てきそうな面白いデザイン!」「良い意味でのチープさが好きです」など、デザインについて好感を持ったというコメントが見られます。

 また「エアコン付きって良いなぁ…欲しい」「最高速度60Kmなら普通に実用できるな」「かなり魅力的なのは間違いない。都市部での需要もあるかも」といった実用性の高さに着目した声や、「展示車に座ってきました!よく見らる海外製ミニEVとは比較にならない仕上がりでした」「シートやハンドルの質感が良かった」「しっかりしたドアとエアコン付いてるから見た目以上に居住性高いね」「購入予約しました!」と、実車を見た上で購入に踏み切った人も。

 そのほか、「メンテナンス丸投げの他のマイクロカーとは違うね」「ミニカーは新時代のシティコミューターとして進化していくべき」と販売体制や将来性を評価するコメントがある一方で、「軽自動車の完成度があまりに高いのでミニカーは難しいのでは?」「ミニカーを買おうと考えると中古の軽自動車が立ちはだかるんだよね…」など、現実的に競合するであろう“軽自動車”の商品力に言及する声もありました。

 KGモーターズが新たな時代のスタンダードとして目指す、国産の超小型モビリティの実現に、引き続き注目が集まります。

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