マツダは、軽SUV「フレアクロスオーバー」を一部改良し、同時にタフな専用外装を採用した「新グレード」を設定しました。
■マツダのタフな新型「軽SUV」登場!
マツダは2024年7月、軽乗用車「フレアクロスオーバー」を一部改良するとともに、専用の外装を採用した新グレード「ZS」「ZT」を追加しました。
フレアクロスオーバーは、荒れた路面もクリアできる走行性能や個性的なデザイン、使いやすい室内空間と優れた燃費性能などをあわせ持った、SUVタイプの軽乗用車です。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mmと、コンパクトかつ背の高い車体となっていますが、これに180mmの最低地上高と4WDを組み合わせたことで、従来の軽自動車を超える走破性を実現しました(駆動方式はFFも選択可能)。
パワーユニットは、いずれも660ccのエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド式。
グレードによりターボチャージャーを装備し、最高出力64馬力と最大トルク5.1kgf・mを発揮して、力強い加速を披露します。
今回の一部改良では、リヤパーキングセンサー表示灯を追加するなど最新の法規に対応したほか、内外装も一部グレードにおいてレベルアップされ、ドアハンドルのメッキ化や座席の質感向上などが実施されました。
そして注目すべきは、デザインの異なる新グレード「ZS」と「ZT」が追加された点です。
このZS/ZTには、左右の丸目ヘッドライトを繋ぐブラックの専用フロントグリルが採用され、フロントフェイスをタフに一新。
また、バンパーに細身のメッキガーニッシュをあしらったほか、黒いルーフレールを標準装備したことで、フレアクロスオーバーのワイルドさをより際立たせるデザインへと仕上げられました。
さらに、15インチのアルミホイールには、タフな印象を持つブラックメタリックの塗装が施され、足回りの雰囲気も通常グレードとの差別化が図られています。
このように一部改良を行った新型フレアクロスオーバーの車両価格(消費税込)は、従来タイプが153万100円から194万7000円。新タイプのZS/ZTは、182万円2700から203万3900円です。
なお、フレアクロスオーバーはスズキ「ハスラー」のOEM供給モデルなります。