タイのアジアクロスカントリーラリー2024に参戦した「チーム三菱ラリーアート」のサポートカーとして、新たに「デリカミニ」が投入され、注目を集めています。
■すごい「デリカミニ」がラリーで凸凹道を駆ける!
三菱が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は、2024年8月11日から17日まで、タイで開催されたアジアクロスカントリーラリー2024(以下、AXCR2024)に参戦しました。
チームを支えるサポートカーとして、新たに「デリカミニ」が投入され、注目を集めています。
デリカミニは、三菱が展開するSUVミニバン「デリカD:5」などに代表される、本格四輪駆動車並みの悪路走破性能とミニバンとしての利便性を持つ「デリカ」シリーズの名前を冠して、2023年1月に発売されました。
長年培ってきたデリカのDNAを受け継ぎながら、それを軽自動車の枠内に詰め込んだクルマです。
エクステリアは、三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をもとにデリカシリーズに共通するタフなイメージを持たせ、プロテクター感のあるバンパー下部やフロント・リアには立体的な「DELICA」ロゴを施しています。
くわえて、軽スーパーハイトワゴンの特徴を活かした広々とした室内空間や両側スライドドアの装備、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報など安全装備も充実しています。
ラインナップは、660cc3気筒ターボエンジン車の「T」と同自然吸気エンジンの「G」に二分され、それぞれ駆動方式は2WDと4WDを用意するのにくわえて、ベースグレードのほかに装備を拡充した「Premium」グレードを設定。
合計で8種類の選択肢が用意されています。
さらにディーラーオプションで「シャモニーパッケージ」が用意されており、シャモニー専用色のグリーンをフロントバンパーエンブレム、テールゲートエンブレム、テールゲートデカール、オールウェザーマット、アルミホイールデカールに採用。
フェンダーオーナメントデカール、サイドデカールにカモフラージュ柄を施し、アウトドアイメージをより高めています。
くわえて既存のディーラーオプションのフロントグリルガーニッシュ(グロスブラック)、マッドフラップ(ブラック)、ルーフラックアタッチメント(ブラック)、ベースキャリアを組み合わせることで、より機能性を高めた「シャモニーコンプリートパッケージ」も設定されています。
価格(消費税込)は183万7000円から227万1500円です。
そんなデリカミニをベースに、サポートカーにはオフロード仕様のカスタムが施され、よりタフな印象となっています。
ボディカラーは参戦車両の「トライトン」と同様のデザインを採用。
エネルギッシュなレッドを基調とし、巻き上がる土埃をデジタライズしたグラフィックや強固な岩盤をイメージしたガンメタリックを用いたカラーリングとなっています。
ルーフには、堅固なルーフキャリアと4連のラリー競技用ライトを装備。