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トヨタ新型「4人乗りアルファード」公開に反響多数!? 「新幹線みたい」「魅力ある」 斬新「後ろ向きシート」×専用“2トーン”採用! 画期的「新技術」をトヨタ車体が披露

くるまのニュース 2024年8月22日 12時10分

トヨタ車体が「人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA」で公開した「アルファード FIELD 4 コンセプト」について、SNSなどではさまざまなコメントが寄せられています。

■専用カスタムの「特別な4人乗り仕様」!

 2024年7月17日から3日間の日程、愛知県常滑市で開催された自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA」では、トヨタ車体のコンセプトカー「アルファード FIELD 4 コンセプト」が展示されました。
 
 これは5月開催の横浜展示会で初公開されたモデルで、SNSなどでもさまざまなコメントが投稿されています。

 アルファード FIELD 4 コンセプトは、「アルファード」をベースにトヨタ車体が独自開発したコンセプトカー。スギ間伐材由来の樹脂素材「TABWD(タブウッド)」が内外装に用いられました。

 スギは成長過程で大気中の二酸化炭素を吸収することから、これを使って循環型社会の実現を目指し、プラスチックの使用量削減と近年におけるスギ材の利用減少を解決。森の育成促進などにつながるとしています。

 TABWDは現在でもトヨタのさまざまな車種でライトのステーなどに用いられており、耐熱性や軽さなどの実用性能が評価されています。

 さらに、素材自体の温かみのある風合いを活かして、新たに内装材への使用を検討しているとしています。

 アルファード FIELD 4 コンセプトでは、外装部品のドアミラーカバーにTABWDが使用されており、内装では前席後部のアシストグリップや2列目シートの格納式テーブルなどに用いられるなど、木材らしいモダンで暖かい雰囲気に仕立てられました。

 さらに通常のアルファードで3列目が備わる部分には、テールゲートを開けた状態で腰をかけることができる後ろ向きシートを装着。通常走行時は4人乗りとし、駐車中に使用する簡易的なシートになっています。

 この部分ではシートバックにTABWD素材が使用されており、TABWD製カップなどの小物類を合わせて、優しいTABWD製品とともに自然を楽しむライフスタイルが表現されています。

 なお、アルファード FIELD 4 コンセプトではこのTABWD以外にも、マットホワイト×グロスブラックの2トーンカラーの塗装やシルバーのフロントグリルの装着、クオーター部にはTABWDのロゴをあしらうなど、専用のカスタムが施されました。

 インテリアカラーも、通常モデルには設定のないブラック×ホワイトのカラーで、TABWD素材にマッチしたモダンなイメージに仕上げています。

 また、トヨタ車体によるクーラーの新機構「Parkooler(パークーラー)」も装着。

 パークーラーは、トヨタとの共同開発で登場した、エンジンをオフにした状態でもカークーラーが利用できるシステムで、外部給電やポータブル電源で使用でき、後付けも可能であることから車中泊や移動作業車などでも利用できるといいます。

※ ※ ※

 すでに横浜展示会での初公開時からアルファード FIELD 4 コンセプトについて注目が集まっており、今回の名古屋展示会でもネットでは「新幹線のグランクラスみたい」「ぜひ乗ってみたい!」「4人乗りアルファードってすごく魅力ある」など、通常のアルファードでは存在しない4人乗り仕様に関心を寄せるコメントが投稿されていました。

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