スズキは新型SUV「フロンクス」をJR浜松駅に先行展示しました。お盆期間をまたいだ展示ということもあり、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
■スズキの「高級コンパクトSUV」 浜松駅での展示に反響
スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」が、2024年7月10日からJR浜松駅(浜松市中央区)の東海道新幹線改札内で先行展示されています。
SNSなどでは、実際に展示を見た人から多くのコメントが投稿されています。
フロンクスは、2023年1月にインドで世界初公開されたコンパクトSUVで、力強さと流麗さを際立たせたクーペスタイルと取り回しの良さ、快適な室内空間が特徴です。
2023年4月にインドで発売され、スズキにおける世界戦略車として中南米、中近東、アフリカなどでも販売し好評だといいます。
そして2024年7月に、今秋にも日本国内で販売することを発表しました。
日本仕様車の詳細情報はまだ明らかにされていない部分もありますが、インド仕様のボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mmであり、これと同等の取り回しのしやすいコンパクトサイズです。
エクステリアは展示車でもわかる通り、迫力と厚みのあるフロントグリルと横への張り出しが強調されたフロント・リアのスタイリングで、SUVの力強さや存在感が表現されています。
ライトは上下で分割されたタイプを採用しており、グリル上部からサイド周りまで連続するような横長の3眼デザインです。
下部のライトはロービームで、2段に分かれた3眼スタイルとなっており、斬新で存在感のあるデザインです。
リアはテールランプに「7」の字型のような3連ランプと横一文字のシグネチャーランプを採用し、テールゲートの周辺がゆるやかに傾斜を描き、伸びやかさと流麗さが表現されています。
インテリアはコンパクトSUVクラスを超えた上質な仕上がりで、ブラックを基調にボルドーのアクセントカラーを配した独自の2トーンを用いました。
シルバー&ピアノブラックのパネルや、ダブルステッチを施したレザーコンビシートなども備え、上級車種のような高級感を演出しています。
パワートレインは1.5リッター4気筒ガソリンエンジン×6速ATで、駆動方式はFFに加え、ほかの市場では設定のない4WDが用意される予定です。
機能装備では「デュアルセンサーブレーキサポートII」や電動パーキングブレーキ、停止保持機能付きのアダプティブクルーズコントロールなどを採用。
価格などの詳細情報については、発売時期が近づくにつれて明かされると見られます。
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お盆期間をまたいだ展示ということもあり、実際に展示されている様子を見た人も多いようで、SNSなどでは「浜松行ったらフロンクス置いてあったんだけど結構かっこよかった」「小さすぎず大きすぎず、ちょうどいい感じ」「コンパクトSUVだけど、なかなか高級感あった」とデザインを評価するコメントが多数見られました。
さらに、「これは売れそう」「手ごろで使いやすそう」「日本でもマニュアル車を販売してほしいなぁ」という期待のコメントや、「次はコレだな」「愛車候補!」という購入を検討している人もいました。
なお、JR浜松駅での展示に加えて、8月1日からはスズキディーラーをはじめとした全国各地で展示会が行われる予定です。