2024年8月22日、日産の中東法人は9月3日に発表予定の新型「パトロール」に搭載される新パワートレインの情報を明らかにしました。
■最高出力425馬力・最大トルク700Nmを発揮する新エンジンを搭載!
日産の中東法人は2024年8月22日、近日正式発表予定の新型「パトロール」のティザー画像などを新たに公開しました。
搭載される新たなパワートレインなどの情報が明らかにされています。
パトロールは、かつて日本でも「サファリ」という車名で販売されていたこともある本格四輪駆動車で、その歴史のはじまりは1951年までさかのぼります。
国内においては2007年に販売終了していますが、海外ではパトロールの車名のまま継続しており、現行型は2010年登場の6代目。中東やアフリカ、オーストラリアなど世界各国で販売されています。
現行型(2023年モデル)のパワートレインは、最高出力275馬力・最大トルク394Nmを発揮する4リッターV型6気筒ガソリンエンジンと、最高出力400馬力・最大トルク560Nmを発揮する5.6リッターV型8気筒ガソリンエンジンなどを設定します。
現行型のボディサイズは、全長5315mm(牽引ヒッチ込)×全幅1995mm×全高1940mm。日本でも販売されているライバルのトヨタ「ランドクルーザー300」やレクサス「LX」を超える、堂々たる大型サイズを誇ります。
こうしたサイズをフルに活かした外観は、大型のVモーションクロームグリルが印象的なダイナミックなデザインですが、内装は高級オフローダーに相応しく豪華な仕上がりとしています。
そんななか日産の中東法人は、9月3日に7代目の新型パトロールを世界初公開すると明らかにしました。
およそ14年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
7月25日には、事前情報を紹介するティザーサイトを開設。フロントグリルやリアコンビランプ、22インチの大径アルミホイール、さまざまなドライブモードの設定などを順次紹介してきました。
今回はその第4弾として、エンジンに関する情報が新たに追加されました。
3.5リッター V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、9速ATと組み合わされるといいます。
排気量などはダウンサイジングされましたが、最高出力425馬力・最大トルク700Nmを発揮し、これまでの5.6リッターV8エンジンを超える高性能を誇ります。
正式発表日まであとわずかですが、この先も新たな情報が公開されるのか、目が離せないところです。
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日産の中東法人で担当副社長を務めるティエリー・サバグ氏は、新型パトロールについて以下のようにコメントしています。
「パトロールは長年、中東における当社のラインナップの主要モデルとなっています。
私たちは新たなパトロールの世界初公開に向けて準備を進める中で、ティザーサイトを提供したいと考えました。
世界中のお客様に、このシリーズのストーリーとイノベーションを共感していただきたいと願っています」