キャンピングカー製造販売の総合メーカーのMYSミスティックが、トヨタ「ピクシストラック」をベースにした「Registro(レジストロ)」を東京キャンピングカーショー 2024にて実車展示しました。どんなクルマなのでしょうか。
■クラシックアメリカンな「スモールキャブコン」登場!
2024年7月20日より2日間、東京ビッグサイトで「東京キャンピングカーショー 2024」が開催され、メーカーによって個性のあるさまざまなキャンピングカーが並びました。
なかでもキャンピングカー製造販売の総合メーカーMYSミスティックが、トヨタ「ピクシストラック」をベースにした「Registro(レジストロ)」を実車展示しました。どんなクルマなのでしょうか。
MYSミスティックは、キャンピングカー製造メーカーとして1991年に設立し、今年2024年で33年目を迎える老舗ビルダーです。
当日の会場では、トヨタ「ハイエース」キャンパー、「カムロード」をベースにしたキャブコンバージョンなどさまざまなキャンピングカーが展示されるなか、小型のキャブコンバージョンモデルのレジストロも並んでいました。
レジストロのボディサイズは、全長3850mm×全幅1770mm×全高2480mm。全高2000mmを超えると軽自動車として登録ができないため、1000cc以下の小型自動車として登録され、5人乗車を可能としています。
運転席・助手席のキャビン部こそベース車そのものですが、荷台部分にはクラシックなデザインのキャビンが取り付けられています。
室内を見ると、白い木目調の壁紙があしらわれ、カントリー調の雰囲気に。上部には木目調の収納スペースも確保されています。
また組み換え可能な分割式ソファや大理石調のテーブルも備わり、ベッドの大きさは長さ1600mm×幅1650mmです。バンクベッドもあり、就寝人数は4名となっています。
このほか標準装備には走行充電システム、12Vソケット、100Vコンセント、外部充電取入口、遮光カーテン、給/排水専用タンク(各19L)、サブバッテリー(105A×1)、カセットコンロ、シンクセットなども備わっています。
車両について担当者は以下のように話します。
「レジストロはもう7、8年くらいは販売しているかなと思います。
車両のポイントは、このクルマはスモールキャブコンという種類で、コンパクトで小回りがきく車両です。
外観も、室内もオールドアメリカンでクラシカルなイメージです。かわいらしく乗りやすいキャンパーとしてつくっています」
車両本体価格(消費税込み)は415万2500円、また会場にあったオプションを装備した展示車両の価格は598万3890円と案内されていました。
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レジストロについてユーザーからは「おもしろいね!」「結構実用的」「これで仲間でメシ食ってみんなで乾杯してそのまま寝て…最高!」「クーラーもあるみたいだし寝るときも快適だね」「これはいいわ〜」などさまざまな反響が寄せられていました。
会場でも「可愛い」と反応する女性の声や家族、カップルで車両を眺めるユーザーが多く集まるなど注目が集まっていました。