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ヤマハの新型「“4人乗り”スポーツモデル」に反響多数!? 「軽トラみたい」「カッコイイ!」 全長4m級で「1Lエンジン」搭載! 豪華内装の新たな「タフ四駆」欧州で登場

くるまのニュース 2024年8月27日 6時10分

ヤマハモーターヨーロッパが発表したATV(All-Terrain Vehicle)シリーズ2025年モデルについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

■ほぼ「乗用車」!? タフすぎる4人乗りモデルに注目

 ヤマハモーターヨーロッパは2024年8月7日、2025年モデルのATVラインナップを発表しました。
 
 新型モデルの追加などが実施されましたが、SNSなどでは関心を寄せる人も多いようです。

 ATV(All-Terrain Vehicle・全地形対応車)とは、泥ねい地や岩場といった不整地や、砂浜、雪道などあらゆる地形で走行が可能なクルマです。

 さまざまなタイプがあり、いわゆる「バギー」と呼ばれる棒型ハンドルを備えた小型モデルから、乗用車のようにステアリングが備わり、2名が並んで座れる「サイドバイサイド」といった大型モデルもあります。

 いずれもパワーユニットなどは二輪車から流用されることが多く、悪路での走行に特化したサスペンションやオフロードタイヤなどを備えています。

 北米や豪州などでは、ハンティングやトレイルライディングといったアウトドアレジャー向けモデルが支持されているほか、それ以外にも農業の運搬車両、あるいは軍事用など、実用性・機能性を重視したモデルも用意されます。

 ヤマハでは欧州でユーティリティ、レジャー、スポーツの3タイプを展開。

 ユーティリティモデルでは3人乗りの「バイキング」、1人乗りの「コディアック」シリーズ、レジャーモデルでは2人/4人乗りの「ウルヴァリン RMAX」、1人乗りの「グリズリー」、スポーツモデルは2人乗りの「YXZ」、1人乗りの「YFZ」「YFM」をラインナップしています。

 今回2025年モデルとしてラインナップに追加されたのはウルヴァリン RMAXの2機種「ウルヴァリン RMAX2 1000 Sport」「ウルヴァリン RMAX4 1000LE」です。

 ウルヴァリン RMAX2 1000 Sportはパワフルなエンジンを搭載する2人乗りフラッグシップモデル。スリリングな加速と強力なパフォーマンスを発揮し、レジャータイプ中もっともスポーティに走行することができます。

 パワートレインは999ccの高回転型2気筒DOHCに強靭な「Ultramatic」CVTミッション、3つのドライブモードを備える切り替え式「On Command」4WDシステムを組み合わせ、さまざまな地形に対応。

 足回りには強化電子制御パワーステアリング、FOX製全調整式サスペンションを装備し、快適性と走破性能を両立させました。

 エクステリアでは「イーブルアイ」マーカーライトやLEDヘッドライト、ヤマハブルーを基本とするグラフィックパッケージを装着し、精悍な表情を演出しています。

 インテリアは乗用車風のインパネやマットアルミの加飾パネル、ヤマハブルーのイルミネーション、ヤマハブルーのカットアンドソーシートを備え、ATVとしては極めて豪華な空間としています。

 ボディサイズは全長3030mm×全幅1680mm×全高1975mm、ホイールベースは2202mm。価格は2万3699ドル(約346万円)です。

 いっぽうのウルヴァリン RMAX4 1000LEは、長いホイールベースを持つ4人乗りモデルです。パワートレインはRMAX2 1000 Sportと共通です。

 ボディサイズは全長4055mm×全幅1677mm×全高2110mm、ホイールベースは3090mmです。

 4人の乗車を見越し、サスペンションは快適性能を重視したセッティングを施したほか、余裕のある足元空間を確保。インテリアでは全席に乗員保持用ハンドルや6段階調整式シートベルトを備えるなど、快適に移動できる装備が備わっています。

 さらに、後席後部には荷台を設け、油圧アシストや傾斜機能、堅牢なラッチシステムなども採用することで、オフロードにおける十分な実用性能も確保しています。
 
 価格は2万9199ドル(約427万円)です。

 2025年モデルではユーティリティタイプが6モデル、レジャータイプが7モデル、スポーツタイプが6モデルの19モデルがラインナップされています。

※ ※ ※

 2025年モデルのATVシリーズについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

「かっこいい」「これぞアウトドアって感じが最高!」「コンセプトモデルのような潔さ」など、乗用車スタイルでありながらも、ドアなどが備わらず、刺激的なルックスについて評価するコメントがみられました。

 また、「5ナンバー枠なのがいいですね」「軽トラみたいでええなぁ」と、実用性と走破性を両立し、コンパクトサイズである点に注目する人もいるようです。

 さらに「これ欲しい!」「日本では公道走行不可だけど売って欲しいな」と、ATV自体に興味を示す人や、「ヤマハの4輪軽自動車・小型車をもっと見てみたい」「ホンダやスズキに対抗して、ヤマハやカワサキも4輪車を作ってくれたらおもしろいと思うんだけどね…」と、高い技術を持つヤマハへの期待を込めた意見も投稿されています。

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