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全長5.1m&8人乗りで“約546万円”! マツダ新型「3列シートSUV」発表! ランクル超える「“超大型”サイズ」! 流麗デザインがカッコイイ「CX-90」米で発売

くるまのニュース 2024年8月27日 13時10分

マツダの北米法人は2024年7月30日(現地時間)、新ラージ商品群の最後の1モデルである新型「CX-90」のグレード構成と価格を発表しました。

■グレード構成と車両価格が正式発表

 マツダの北米法人は新型「CX-90」のグレード構成と価格を2024年7月30日(現地時間)に発表しました。
 
 マツダ「CX-90」は、2023年1月31日(現地時間)に米国でワールドプレミアされた、新型ミッドサイズクロスオーバーSUVです。

 マツダはグローバル市場において「ラージ商品群」と呼ばれるミドルサイズのSUVを計4車種を2023年末までに導入するという戦略を立てていました。

 ラージ商品群は「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」の4モデルで、このうちCX-60とCX-80が日本・欧州を主要導入市場とし、CX-70とCX-90は北米を主要導入市場としています。

 車名の数字2桁は、数字が大きくなるほどボディサイズが大きくなるという命名規則となっています。

 既に日本市場で販売されているCX-60のボディサイズは、全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mmで、CX-90のボディサイズは、全長5100mm×全幅1994mm×全高1745mmとなっています。

 新型CX-90のボディサイズは、トヨタ「ランドクルーザー 300」(全長4950-4985mm×全幅1980-1990mm×全高1925mm)よりも大きくなっています。

 マツダは「ミッドサイズクロスオーバーSUV」と言っていますが、日本ではラージサイズSUVのクラスに該当します。

 新型CX-90は日本市場導入の計画がありませんが、CX-80は生産終了が決まった「CX-8」の実質的後継車として日本市場で発売されます。

 そんななか、北米マツダは2024年7月30日に新型CX-90のグレード構成と車両価格を発表しました。

 パワートレインは、3.3リッター直列6気筒ガソリンターボ+モーターのマイルドハイブリッドと、2.5リッター直列4気筒ガソリンターボ+モーターのプラグインハイブリッド(PHEV)で、ともにトルコンレス8速ATが組み合わせられます。

 このうち、3.3リッターガソリンターボは、最高出力280hpと340hpの2種類が設定されています。

 280hpの3.3リッターガソリンターボ搭載モデルは、エントリーモデルから順に「Select(セレクト)」「Preferred(プリファード)」「Premium Sport(プレミアムスポーツ)「Premium Plus(プレミアムプラス)」の4グレードで、価格は3万7845ドル(約546万円)から、4万9400ドル(約713万円)となっています。

 最高出力340hpの3.3リッターガソリンターボ搭載モデルは、「S プレミアム」が5万2950ドル(約764万円)、「プレミアム プラス」が5万6450円(約815万円)となっています。

 PHEVモデルは、280hp・3.3リッターガソリンターボのグレードラインナップから、エントリーモデル「セレクト」を省略した同じ構成となっており、車両価格は4万9945ドル(約721万円)から、5万7950ドル(約837万円)となっています。

 この価格レンジやボディサイズは、北米ではフォード「エクスプローラー」などの人気SUVと同等となっており、北米市場で十分戦える価格設定と言えるでしょう。

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