日産「リヴィナ」という小型ミニバンが東南アジアで販売されているのですが、後席はスライドドアではなくヒンジドアを備えています。どのようなモデルなのでしょうか。
■Vモーショングリルがカッコいい! 「リヴィナ」とは?
日産のミニバンといえば、ミドルサイズの「セレナ」が人気を得ていますが、海外では「リヴィナ」というMPV(日本でいうミニバン)がラインナップされます。
インドネシアやフィリピンで販売されるリヴィナですが、一体どのような特徴があるのでしょうか。
2019年2月にインドネシア市場を皮切りに販売開始された3列7人乗りのミニバンです。
現行リヴィナは2代目モデルに当たり、三菱自動車の「エクスパンダー」のOEMモデルとして展開。後席ドアはスライドドアではなく、ヒンジドアを備えています。
ボディサイズは全長4510mm×全幅1750mm×全高1695-1700mmと、全長・全高はセレナよりもコンパクトなサイズにまとめられました。
外観は、日産独自の「Vモーショングリル」やフロントアンダースポイラー、LEDテールランプなどの装備により、スタイリッシュなデザインを実現しています。
内装は、スマートフォンとのBluetooth連携に対応した7インチタッチスクリーンや充電ポートなどが採用(グレード別)されるほか、シートを倒すとさまざまなシートアレンジが可能です。
搭載されるエンジンは最高出力105馬力・最大トルク141Nmを発揮する1.5リッターDOHCエンジンで、組み合わされるトランスミッションは4速ATもしくは5速MTの2種類が用意されます。
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インドネシアでは、「スポーティパッケージ」という特別仕様車が100台限定で販売されたことがあります。
外観は、ブラックのボディにレッドのアクセントが随所に施され、日産にスポーツブランド「NISMO」を彷彿とさせるスタイリングを実現しました。
内装もブラック表皮にレッドステッチが施されたシートカバーを採用するなど、スポーティな内外装にコーディネートを採用しました。