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約1000万円! トヨタ新型「スポーツ“コンパクト”」発表! 全長4.2m級ボディ×進化したMT車用意の「ハチロク」馬で登場

くるまのニュース 2024年8月27日 14時10分

マレーシアでトヨタの車両販売を行うUMWトヨタモーターは2024年8月16日、「GR86」の新たな一部改良モデルの受注を開始すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■約1000万円! トヨタの新型「スポーツ“コンパクト”」誕生

 マレーシアでトヨタの車両販売を行うUMWトヨタモーターは2024年8月16日、スポーツモデル「GR86」の新たな一部改良モデルの受注を開始すると発表しました。

 GR86はトヨタとスバルの共同開発車で、2012年に「86」の名でデビューしました。水平対向エンジンによる低重心FRパッケージを採用し、意のままに操る楽しさを訴求しています。

 2021年にフルモデルチェンジを受けた2代目は、「GRスープラ」「GRヤリス」に続くGRのグローバルモデル第3弾として発表され、車名もGR86に改められ、今に至ります。

 ボディサイズは全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mm、ホイールベース2575mm。パワーユニットは2.4リッター水平対向4気筒エンジンで、6MTまたは6ATを組み合わせています。

 今回、マレーシアで発表された一部改良モデルは、今年7月に先行して改良された日本仕様に準じたものとなっています。プロドライバーからのフィードバックを生かし、アブソーバーの減衰特性やEPS(電動パワーステアリング)の特性が改良されました。

 また、MT車ではブリッピング操作のしやすさに着目し、エンジントルク制御を変更。アクセル操作に対してよりダイレクトなレスポンスが得られるようにし、限界域での扱いやすさを向上させました。

 AT車では、ダウンシフト操作時のエンジン回転数の許容領域を拡大し、より広いトルクバンドで走りの楽しさを引き出しています。

 なお、装備も充実しており、日本仕様の上位グレード「RZ」と同じ18インチマットブラックホイールやウルトラスエード&本革シートを標準装備しています。

 ボディカラーはスパークレッド、クリスタルブラックシリカ、クリスタルホワイトパール、マグネタイトグレーメタリックの全4色。日本仕様にあるサファイアブルー、リッジグリーン、アイスシルバーメタリックは設定されていません。

 価格はMT車が29万5000リンギット(約980万円)、AT車が30万5000リンギット(約1000万円)となります。

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