台風10号が接近しており、2024年8月27日(火)から西日本で暴風雨になりそうです。国やNEXCOも異例の注意喚起となっています。
■27日から週末にかけて「長期間の上陸」
台風10号が接近しています。2024年8月27日(火)から、四国を皮切りとして、西日本では台風にともなう強い風や雨の襲来が予想されます。
国土交通省やNEXCO西日本など関係各社は、通行止めの可能性があると呼びかけています。
また、今回は異例とも言える「長期間」「不特定広範囲」の注意喚起となっています。
8月26日時点では、通行止めの可能性があるのは「西日本管内の高速道路」「福井県及び近畿地方の直轄国道」としています。
もちろんこれは国とNEXCOの発表であって、県や市町村が管理する国道・府県道・市道などでも、別途通行止めが発生する可能性があります。
期間は、8月27日(火)から31日(土)まで、5日間という長期にわたります。
今回の台風10号は、移動スピードが遅く、日本列島をゆっくり通過していくと見られています。つまり、暴風雨の影響を長期間にわたって受けるおそれがあるということです。
気象庁はそのほか、台風10号の特徴として「非常に強い勢力」「予想進路が不確定な部分が多い」「台風周辺でも大雨のおそれあり」などと注意喚起しています。
そのため、事前の注意喚起でも、具体的にどの路線が通行止めになるか、いまだ判然としていません。逆に言えば、どの路線でも通行止めになる可能性があるということです。
国土交通省 近畿地方整備局は「ドライバーの方々におかれましては、お出かけ前に道路情報を確認していただくとともに、必要に応じて運行計画の変更をお願いいたします」と呼びかけています。