タイで開催されている自動車販売会「ビッグモーターセール2024」にて、ホンダのタイ法人は「アコードRS」を展示し、注目を集めています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
■最上級「RS」実車が登場
2024年8月23日から9月1日まで、タイ・バンコク市内で自動車販売会「バンコクインターナショナルグランドビッグモーターセール2024(以下、ビッグモーターセール2024)が開催されています。
同イベントでホンダのタイ法人は、タイ市場で展開する様々なクルマを展示しており、なかには「アコードRS」も含まれています。
一体どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダのミッドサイズセダン「アコード」は、初代モデルが1976年に登場。若々しくスタイリッシュなデザインや高い走行性能などが支持され、いまや重要なグローバルモデルに成長しています。
そんなアコードの現行モデルは11代目です。2022年11月に米国で世界初公開され、翌年1月の米国発売を皮切りに、各地域で販売がスタート。日本でも2024年3月に販売開始となっています。
新型アコードは、初代モデルから一貫する「人と時代に調和したクルマ」という思想を受け継いだうえで、最新の安全技術や先進装備を搭載し、さらに進化を遂げています。
エクステリアは、ロー&ワイドなプロポーションと流れるようなスタイルで、上級セダンであるとともにスポーツカーのような美しく先進的なデザインとなっています。
インテリアデザインは水平基調で、上質な仕上がりで心地良い室内空間となっています。
ボディサイズは全長4962mm×全幅1862mm×全高1449mm。パワートレインは、ハイブリッドシステム「e:HEV」を採用し、システム最大出力は204馬力。E-CVTを組み合わせています。
さてこのタイの最新アコードには、初のスポーティグレード「RS」が新たに設定されています。
今回「ビッグモーターセール2024」に登場し話題になっているのも、この新グレード「アコードRS」です。
「アコードRS」は、通常モデルの上質感に加えてスポーティな印象も内包した、いわば最上級グレードといえます。
フロントグリルとリアに「RS」の専用エンブレムが特徴となるほか、LEDのシーケンシャルウインカーやパノラマ電動サンルーフ、ブラック塗装のドアミラー、シャークフィンアンテナ、リアスポイラー、大径18インチアルミホイールなど独自パーツがふんだんに採用されています。
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販売価格は、ベースグレード「e:HEV E」が152万9000万バーツ(約627万円)で、最上級グレード「e:HEV RS」が179万9000万バーツ(約738万円)となっています。