2024年7月27日から28日に、石川県金沢市で「北陸カスタムカーショーin金沢」が開催されました。本イベントでは、KUHL JAPAN（クールジャパン）がトヨタ「プリウス」のワイドボディカスタムを展示し、注目を集めていました。その詳細と反応について見てみましょう。
■ワイドスタイルで“クール”な魅力を推し出した「プリウス」
2024年7月27日から28日にかけ、石川県産業展示館（石川県金沢市）で「北陸カスタムカーショーin金沢」が開催され、日本の各地からさまざまなカスタムカーが集結しました。
そんな中、確かな存在感を示していたのがKUHL JAPAN（クールジャパン）の展示していたトヨタ「プリウス」のカスタマイズモデル「RACING 60R-GTW WIDEBODY」です。ワイドボディとなったプリウスについて、SNSなどでも様々な反響が見られます。
クールジャパンは国産車のカスタムパーツを多数展開するアフターパーツメーカー。トヨタ「GR 86」や日産「GT-R」などのスポーツカーに加え、三菱「トライトン」やトヨタ「ハイエース」、スズキ「スペーシアカスタム」など、さまざまな車両のパーツを開発しています。
今回のイベントで展示していたRACING 60R-GTW WIDEBODYはプリウスの現行モデルをカスタマイズしたモデル。
現行プリウスのボディサイズは全長4600mm×全幅1780mm×全高1420～1430mm。
外観に目を向けると、トヨタの最新ブランドデザインである「ハンマーヘッド」が採用されているほか、フロントマスクから正面のウィンドウ、それにルーフまでは滑らかなラインで形成されており、スポーティーな印象を与えます。
パワートレインは、2リッターのプラグインハイブリッド仕様かハイブリッド仕様、もしくは1.8リッターのハイブリッド仕様を用意しています。
クールジャパンでは、このプリウスをワイドにカスタム。車体幅が大きく増えていますが、フォルム全体は流れるような優雅さを保っています。その姿は、まさにプリウス“スーパーカー”と行っても過言ではないほど迫力があります。
車体下部にはフロントディフューザーやサイドディフューザー、リアディフューザーを配置し、空力性能を高めました。何より強いインパクトを与えるのが、リア部分に装備された豪勢な6本出しマフラーです。
足回りにも手が入っています。まず、ホイールにはブロンズとブラックのカラーリングを、タイヤには「FALKEN AZENIS FK520 20インチ」を採用しました。さらに、サスペンションは「Air-Force スーパーパフォーマンスキット」を装備。低い車高ながら快適な街乗りが楽しめそうです。
トヨタ「プリウス ワイドボディ」は、コンプリートカーで585万円（税込）となります。
タイの「バンコクオートサロン」で展示した時にも、注目を受けていたというこのプリウス。同車を見た人からも「ワイドボディ超カッコイイ」「クールさんのエアロ好き」「ワイドボディええっすね」と、その外観に対する肯定的な意見が多く出ていました。