タイの自動車イベントで日産「テラ」の実車が公開されました。日本未導入の3列シートSUVですが、どのようなモデルなのでしょうか。
■「エクストレイル」より大きい! 「テラ」ってどんなモデル?
2024年8月23日から9月1日まで、タイ・バンコク市で自動車販売会「バンコクインターナショナルグランドビッグモーターセール2024」が開催され、日産のタイ法人はさまざまなモデルを展示しています。
そのなかには、日本未導入の3列シートSUV「テラ」も含まれているのですが、一体どのようなモデルなのでしょうか。
テラは、2018年に登場したファミリー向けのプレミアムSUVで、タイや中国、インドネシアなどで販売されています。
基本構造をピックアップトラック「ナバラ」と共有しており、本格的な悪路走破性を備えました。
テラのボディサイズは、全長4890mm×全幅1865mm×全高1865mm。日本で販売されるミドルサイズSUV「エクストレイル」(全長4660mm×全幅1840mm×全高1720mm)よりも大きいボディを有しています。
2021年にはマイナーチェンジがおこなわれ、外観では大型のVモーショングリルとC型4分割LEDヘッドライトを採用。スタイリッシュかつタフなデザインへと進化しました。
広々とした室内空間ではすべての乗員が快適に移動できるような仕立てとなっており、BOSEプレミアムサラウンドサウンドシステムや、2列目・3列目の乗員用に11インチモニターを天井に備えるなど、豪華なインテリアを実現しました。
パワートレインは、クラストップレベルの加速を実現する、最高出力190馬力、最大トルク450Nmの2.3リッターツインターボディーゼルエンジンを搭載。トランスミッションに7速ATを組み合わせ、駆動方式は4WDを採用しています。
また先進運転支援機能「360度セーフティシールド」も搭載され、安全性も確保しました。
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今回のイベントでは、最新モデルの「テラ スポーツ」を展示。ブラックの加飾パッケージを装着した、洗練されたエクステリアを備えたほか、グレーのボディカラーが精悍さを強調しています。
さらに、ルーフテントを搭載して「車上泊」が可能となっており、アウトドアでも活躍する仕様が披露されました。