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マツダ新型「ロードスター“クーペ”!?」に反響多数! ド迫力「ワイドボディ」もはや“和製スーパーカー”! 美しすぎる「流麗2ドアモデル」のCGが話題に

くるまのニュース 2024年8月30日 12時30分

海外でも多くのファンを抱えるマツダの名車「ロードスター」。クーペモデルの登場を熱望するユーザーも多く、実際に2代目モデルにはクーペが存在していますが、それ以後完全なクーペモデルは登場していません。そんな中、CGデザイナーのPISTONZERO氏がクーペスタイルの現行型ロードスターのレンダリング画像を公開しました。この画像について、現在さまざまな反響が集まっています。

■マツダ「ロードスター “クーペ”」に反響集まる

 日本が世界に誇るライトウェイトオープン2シータースポーツカーのマツダ「ロードスター」は、海外でも多くのファンを抱えており、気軽にオープンエアドライブを楽しめるクルマとして知られる名車です。
 
 そんなロードスターをベースとしたクーペモデルの登場を熱望するユーザーも多く、初代モデルの時代からクーペボディをまとったコンセプトカーが何度か登場しています。

 コンセプトカーではなく市販車としてロードスターのクーペが発売されたのは、2003年の10月9日で、2代目モデル(NB型)の時代でした。

 オープンカーであるロードスターをベースに、マツダ車の架装などを担当するマツダE and Tによってほぼ手作業でクーペ化がなされるというものでしたが、量産ではなく受注生産という形を取ったうえ、工場の火災によって生産中止となり、わずか179台のみが販売されて終了したのです。

 そして3代目モデル(NC型)では、新たに電動開閉できる屋根「パワーリトラクタブルハードトップ」の搭載されたモデル「RHT」が2006年8月23日に発売。

現行モデルである4代目(ND型)では、おなじく電動開閉できる屋根の付いた「RF」が登場しています。

 このようにクーペに近いスタイルのロードスターは登場してはいるものの、完全なクーペモデルは火災で生産中止になってしまった2代目以降出てきていないのが現状です。

 そんな中、CGデザイナーのPISTONZERO氏が、クーペスタイルの現行型ロードスターのレンダリング画像を自身のインスタグラムアカウントで公開。

 内容としては、過去にPISTONZERO氏が公開したワイドボディバージョンのロードスターをベースとしており、ボディパーツはそのままに、新たにクーペ風の屋根がついているものでした。

 トランクエンド近くまで屋根が伸ばされ、ドアのウィンドウ後方に別途窓が設けられています。

 屋根は空力を考慮したダブルバブルルーフ形状(運転席と助手席の頭上が若干盛り上がり、こぶが2つできているような形状)となっており、スポーティさを強調したデザインです。

 このレンダリング画像について、現在さまざまな反響が集まっています。

 まず見られたのが、「クーペが出たら嬉しいけど、値段が気になる」「走りを求めるなら屋根のないモノコックボディでは限界があるから諦めてたけど、ロードスターの基本構造は悪くないから、これが出るなら買ってみたい」という声。

 ロードスターのクーペが出ることには賛成で、購入も検討する余地があるようです。ただ、やはりネックになるのは値段で、現行モデルでクーペスタイルに近いRFが379万6000円からとすでに高価であることから、警戒するのもうなずけます。

続いて見られたのは、「車体の強度をアップして軽量化するならクーペもあり。ただし手動チルトアップのサンルーフは標準装備してほしい」という声。

ロードスターのクーペについてはアリだとしながらも、値段ではなく装備内容を心配するユーザーでした。サンルーフとは天窓のことで、車内が明るくなるメリットがあり、チルトアップが可能なものだと車内の換気効果も期待できます。

さらに、「こういうデザインを世に出しちゃうとメーカーは絶対に採用しないから残念。かっこいいのに」という声も。

 レンダリング画像を見てかっこいいと感じたからこそ、製品として実現される可能性が逆に低くなってしまうことを残念に思っている様子です。

※ ※ ※

 今も昔も一定の需要のある、クーペモデルのロードスター。

 マツダもそれを分かっているからこそ、クーペに近いモデルを作り続けているのでしょう。

 完全なクーペの量産に至っていないのは、需要の度合いが量産に見合わないからなのかもしれませんが、受注生産という形でも再び実現されれば、上記のようなユーザーの満足度につながり、世界で語り継がれるクルマになるのではないでしょうか。

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