台風10号の接近に伴い、「災害時運行実績情報」が公開されています。
■九州で「通れた道」は?
日本自動車工業会(自工会)は2024年8月29日、「災害時運行実績情報」(いわゆる「通れた道マップ」)が公開されたことを公式Xでアナウンスしました。
台風10号の接近にともない、九州地方の高速道路などでは大規模な通行止めが実施されていますが、通行できる道が地図で閲覧できるようになっています。
通れた道マップは、災害エリア内において、実際にクルマが通行した道をビッグデータとして収集し、「通行できる道」として示したものです。ITS Japanが運営しています。
トヨタ・日産・ホンダ・いすゞ・日野・UDトラックスの対応ナビ装着車、およびパイオニア製の対応ナビ搭載車による「プローブ情報」をもとにしています。
なお、実際に通れたとされている道でも、状況が変化していたり、クルマの特性が違うといったことがあるため、必ずしも通行できるとは限りません。
通行する際は、あくまでも参考情報として活用し、実際の交通規制に従って走行してください。
自工会は「事前に警察や国交省、高速道路会社等の情報をご確認ください。なお不要不急のクルマでの移動は控えましょう」としています。