2024年5月、米国でホンダ「シビック」の2025年モデルが発表されました。マイナーチェンジながら、数多くの変更点があります。そんな同車についてSNSなどでは様々な反響が集まっています。
■2025年型のホンダ「シビック」に反響集まる
ホンダの米国法人は、2024年5月21日に2025年型の「シビック」を発表しました。日本でも高い人気を誇るシビック。今回のマイナーチェンジでは、フロントマスクや4色の新しいボディカラー、ハイブリッドのパワーアップ、グーグル・ビルトインの導入などが行われています。
そんな同車についてSNSなどでは様々な反響が集まっています。
シビックは1972年に登場したFFハッチバック/セダン。初代モデルは、課題となっていた公害対策として「CVCC」エンジンを搭載し、世界的な支持を集めました。
現行モデルは2021年に登場した11代目。クオリティーの高い内外装や先進運転支援機能「Honda SENSING(ホンダセンシング)」などを備えたほか、低重心・水平基調を意識したスポーティな走りなどが市場で評価されています。
そんなシビックですが、2025年の北米モデルではさまざまな変更が行われています。
まず、フロントグリルが拡大。特に車体下部に近いグリルは台形型から四角形のようなデザインに変わり、よりスポーティなデザインに。
ボディカラーは「ソーラー・シルバー・メタリック」「アーバングレー・パール」「ブルーラグーン・パール」「サンドデューン・パール」の4色を展開します。
また、一部グレードには「アコード」にも導入している「グーグル・ビルトイン」を搭載。グーグル・アシスタントやグーグル・マップ、グーグル・プレイといった機能を備えています。
パワートレインには、2リッターの直列4気筒エンジンと、これにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルを用意。今回、ハイブリッドモデルの最高出力が180馬力から200馬力にまで引き上げられています。
価格は、2万4250ドル(約381万円)から3万1750ドル(約500万円)です。
そんな新たなシビックについてSNSなどでは、デザインについては「カッコいい」「これは欲しい」といった声が出ており、なかなか好評のようです。
一方で「見た目は現行の方が好き」「ホントはFL5(高性能モデルの「タイプR」)が欲しいんだよな……」といったコメントもありました。この辺りはホンダファンの複雑な胸中がうかがえます。