三菱自動車工業のインドネシア法人が2024年7月開催の「ガイキンド インドネシア国際オートショー2024(GIIAS2024)」で展示した新型「パジェロスポーツ」マイナーチェンジモデルについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
■デザイン刷新の新モデルにも注目
2024年7月17日から28日までインドネシア・ジャカルタで開催された「ガイキンド インドネシア国際オートショー2024(GIIAS2024)」に、三菱自動車工業(三菱)のインドネシア法人がブース出展を行いました。
同社のブースでは、マイナーチェンジを図った新型ミディアムSUV「パジェロスポーツ」が展示されました。これについてSNSなどではさまざまなコメントが寄せられています。
パジェロスポーツは、三菱を代表する本格四輪駆動車「パジェロ」の名称とオフロード性能・信頼性・耐久性を継承しながら、快適性・機能性を兼ね備えたミディアムサイズSUVです。
初代パジェロスポーツは「チャレンジャー」として日本国内でも販売されましたが、現在は海外専用モデルとして主に東南アジアやオセアニア地域で展開されています。
2015年8月に登場した現行型は3代目で、ピックアップトラック「トライトン」先代モデルのラダーフレームをベースに開発され、タイおよびインドネシアで製造。
ボディサイズは全長4840mm×全幅1815mm×全高1835mm、ホイールベース2800mmで、乗車定員は3列シート・7人乗りです。
インドネシアでは2021年にマイナーチェンジが実施され、最新の三菱共通テーマ「ダイナミックシールド」を採用したほか、内装の質感の向上や8インチ液晶メーター・インフォテインメントシステムの装備などが図られました。
今回のGIIASにおいては、タイで2024年6月に先立って実施された大規模マイナーチェンジ後の新型が披露され注目を集めました。
新型ではデザインを変更した6角形フロントグリルと前後バンパーに、18インチの新デザインホイールを採用し、表情の刷新が図られています。
インテリアにはブラック/バーガンディの2トーンカラーを用意したほか、上質なキルティングを施したパワーシートが採用。
先進機能には、前方衝突軽減システムや誤発進軽減システムやアダプティブ クルーズ コントロールも備えられています。
このほかにもマルチアラウンドモニターやリアクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシスト付きブラインドスポット警告なども設定。
パワーユニットはタイ仕様の新世代エンジンとは異なり、引き続き2.4リッターMIVEC/2.5リッターコモンレール式4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しています。
8速または5速AT、5速MTが組み合わされ、FRの2WDモデルと「スーパーセレクト4WD II」を搭載する4WDモデルを設定。
新型パジェロスポーツの価格は5億6710万ルピア(約534万円)から7億6420万ルピア(約716万円)に設定されています。
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この新型パジェロスポーツに対して、SNSなどでは「日本にも導入して!」「パジェロスポーツ気になるなぁ」「日本での発売に期待」「パジェロスポーツが日本で発売されたら本気で乗りたい」と、国内投入を求める声が多く寄せられています。