トヨタで最も小さいコンパクトSUVとして「ライズ」がラインナップされています。ネット上ではどのように評価されているのでしょうか。
■コンパクトだけど迫力十分！ 「ライズ」ってどんなモデル？
トヨタ「ライズ」は、「アクティブ・ユースフル・コンパクト」をコンセプトとし、さまざまなシーンで活躍できるコンパクトSUVとして2019年11月に発売されました。
開発・生産はダイハツがおこない、トヨタへOEM供給されるモデル。ダイハツでは「ロッキー」の車名でラインナップされ、ライズとは異なるデザインのフロントフェイスを採用しています。
トヨタで最も小さいSUVであるライズのエクステリアは、力強い大型フロントグリルや角ばった立体的なフォルムでSUVらしいエクステリアに仕上がっています。
また、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmという“5ナンバーサイズ”のコンパクトなボディで、幅広い層のユーザーに馴染むスタイリングです。
インテリアはブラックを基調とした落ち着いた雰囲気のなかに、アクセントカラーとしてレッドをあしらうなど、遊び心を感じさせます。
パワートレインは、1.2リッターガソリンと、同エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドが設定され、WLTCモード燃費は、ガソリン車が20.7km／L、ハイブリッド車が28.0km／Lと、どちらも低燃費を実現しました。
そんなライズに関して、ネットではさまざまな投稿が見受けられ、高評価の声が目立ちます。
「ライズは出来が良いです。スタイリングも受け入れられます」「コンパクトSUVで小回り利くし、顔立ちがイケてます！」など、5ナンバーとは思えない迫力のあるシルエットと存在感に魅力を感じている人がいました。
「代車で借りたけど意外といいクルマで、ライズは時間かけて造っていると感じた」「レンタカーで運転したけど、思った通りに動かせるから運転しやすかったな」といった書き込みもあり、代車やレンタカーで短時間乗っただけでもライズの走りやデザインへのこだわりを体験することができるようです。
レンタカーでも運転しやすさを感じられるとのことで、運転の苦手な人や免許取得したての運転初心者にもライズはおすすめのモデルといえるでしょう。
またライズへの評価として、コストパフォーマンスの良さも言及されている点が挙げられ、「値段の割に良いクルマ」「他車がどんどん値上げしていくなか、コスパの高さが際立っている」といった声も。
ライズの価格（消費税込）は、ガソリン車が171万7000円から230万9200円、ハイブリッド車が217万3000円から233万8000円と、ガソリン車では100万円台のモデルも用意されるなど、手ごろな価格も魅力のひとつとなっています。
また、コンパクトながら荷室が広いのもライズの特徴となっており、「荷物載るしコスパも良いので気に入っています」といった声も寄せられました。
ライズの荷室は、コンパクトSUVとしてはトップレベルの大容量を確保。デッキボード下段時の荷物容量は369リットル、デッキボード上段時でも303リットルあります。
後部座席を使用している状態でも、荷室長は755mm、荷室幅は1000mm、荷室高は865mmとゆとりがあり、リアシートを前に倒すと、シートバック面からデッキボードやバックドア開口部までほぼフラットな空間が生まれ、大きな荷物を積載することが可能です。
さらに、リアシートは6：4分割可倒式が採用されているので、リアシートの左右いずれかに人を乗せたままでも長尺物を載せることもできるなど、さまざまな使い方に対応しています。