キャンピングカー製造、販売などを展開するスマイルファクトリーが、スズキ「エブリィ」をベースにした軽キャンパー「オフタイムBASE」を「東京キャンピングカーショー 2024」にて実車展示しました。同車についてユーザーから多くの反響が集まっています。
■横開きで広々な「エブリィ キャンパー仕様」に反響も
島根県に本社をかまえ新車、中古車販売やキャンピングカー製造、販売などを展開するスマイルファクトリーが、スズキ「エブリィ」をベースにした軽キャンパー「オフタイムBASE」を「東京キャンピングカーショー 2024」にて実車展示しました。
これについてユーザーからも多くの反響が集まっています。
エブリィをベースにしたオフタイムBASEは、レジャーシーンにも映えるブルーグレーカラーを身にまとい、足回りは従来モデルに比べ大幅にリフトアップされており、商用車であることを感じさせない仕上がりです。
フロントグリルやバンパー部分には、ボディカラーに馴染むカラーでアクティブさを感じられる仕様にカスタムされています。
また、ルーフ部分にはスマイルファクトリーオリジナルの横開きのポップアップルーフが採用されています。
今回展示したオフタイムBASEについて、担当者は以下のように話します。
「このクルマはコンプリートカーとして販売しています。
車両のポイントとしてはポップアップルーフと足回りの部分ですね。
他社と違う点として、ポップアップは、普通は縦に上がるような形ですが、当社の場合は横開きとなっているのが特徴です。
これにより、上の空間をより広く使っていただけるようになっています。
また足回りも大きいタイヤが入るような仕様にしていて、渓流つりなど高さがあるところでも安心安全に走れるように仕上げています」
縦開きに比べて広々と使える横開きのポップアップルーフは、長さ1800mm×幅1200mm、高さは1m。車内高は約2mと、大人が立って着替えることのできる十分な広さが確保されています。
車内のベッドサイズもポップアップと同様のサイズで、ロフトベッドの採用でロフト2名、ポップアップ2名の4名の就寝が可能です。
足回りにはサスペンションメーカー「TEIN」と共同開発したというフロントサスペンション、リアは自社開発のエアサスペンションが装着され、サスペンション4cm、タイヤ4cmのトータル8cmの地上高が高められています。
このほか標準装備には、サイドオーニング、大型テーブル、リアゲートアクリルウインドウ、ヒーター付きリチウムイオンバッテリー100A、走行充電装置、100V充電器、100V・12V・USBコンセント、収納家具などが備わります。
オプションなども合わせた展示車両の価格は消費税込みで614万970円と案内されています。
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オフタイムBASEを見たユーザーからは「横開きって珍しい!」「結構広そうだな」「実際に見たことあるけど、内外装とも丁寧な作りの印象だったなあ」「カッコイイ!」などさまざまな反響が寄せられていました。
当日会場でも、興味深そうに担当者に話を聞く夫婦が見られるなど、目を引く1台となっていました。