ホワイトハウスキャンパーが、「東京キャンピングカーショー 2024」でスズキ新型「ジムニー 5ドア」に新開発の電動ポップアップルーフを装着したコンセプトモデルを初公開しました。これについてユーザーから反響も集まっています。
■スズキ新型「ジムニー5ドア」に注目が集まるが……
オリジナルのキャンピングカーの製造・販売を手掛けるホワイトハウスキャンパーが、電動ポップアップルーフを新開発し、2024年7月下旬に開催された「東京キャンピングカーショー 2024」でスズキ 新型「ジムニー 5ドア」に装着したモデルを実車展示しました。
これについてユーザーからも反響が集まっています。
愛知県に本社をかまえるホワイトハウスは、1988年にキャンピングカー部門「ホワイトハウスキャンパー」を設立しました。
“ポップアップルーフのパイオニア”として、ホンダ「ステップワゴン」をはじめ、トヨタ「ハイエース」「ノア/ヴォクシー」、ホンダ「N-BOX」など、幅広いニーズに対応したさまざまなキャンピングカーを展開しています。
東京キャンピングカーショー 2024会場でも、ホワイトハウスキャンパーが手掛けたさまざまなキャンピングカーが並ぶなか、ブースのメインエリアには、新開発の電動ポップアップルーフを装着したジムニー5ドアが展示されていました。
ジムニー5ドアといえば、2023年1月にインドの「Auto Expo 2023」にて世界初公開され、大きな話題を集めました。
すでにインドでは同年6月から販売されているほか、南アフリカにも展開されるなど、着々と販売地域が拡大されつつあります。
一方日本市場では現時点で未発表であり、導入が行われるのかすら明らかとなっていません。
今回ジムニー5ドアを選んだ理由について、会場で担当者は以下のように話していました。
「この車両はインドの販売店から直接購入したものです。
今まで当社では、ミニバンを中心としたポップアップルーフを開発してきましたが、昨今のSUV人気、流行りのオーバーランドスタイルなどから、時代のニーズにも対応していけるようにというのが理由のひとつです」
昨今のSUV人気の影響を受け、SUVのなかでも世界初公開当時から注目を集めているジムニー5ドアでの開発を進めたといいます。
ちなみにジムニー5ドアキャンパーの販売はあるのかも気になるところですが、これについて担当者は「いまのところ販売は考えておらず、あくまで研究開発用として仕上げました」と話していました。
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会場では、イベント開始後からすでに多くの人がジムニー5ドアに駆け寄る様子もあり、スタッフに熱心に話を聞くユーザーの姿も見られるなど、大きな注目を集めていました。
またジムニー5ドアの登場に日本導入に期待を寄せる声も絶えず集まっており、「5ドアのポップアップルーフかっこいい!」「この仕様欲しいわ」「早く日本でも発売してほしいなあ」「スズキさん、もったいぶらないで」など、さまざまな声が寄せられていました。