トヨタ「ヤリス」の現行型は登場からすでに4年以上が経過しており、モデルチェンジがウワサされています。そんなウワサを受け、カーデザイナーのとっきー_ジムコザ@DAMD.inc氏が「新型ヤリス」の予想スケッチを作製。どのような仕上がりなのでしょうか。
■トヨタ新型「ヤリス」まもなく登場?
トヨタのコンパクトカーとして安定した人気を誇っている「ヤリス」は実用車としてだけでなく、ワンメイクレースのベースカーとなっていることでも知られ、ヤリスのプラットフォームの一部を使用し、モータースポーツで勝つことを目標に生まれた「GRヤリス」も存在しています。
そんな現行型ヤリスは2020年2月にデビューしており、すでに4年以上が経過。近年のクルマは4年から6年程度でフルモデルチェンジを実施するパターンが多いため、ヤリスも2年以内のモデルチェンジがウワサされています。
そんなウワサを受けて、カーデザイナーのとっきー_ジムコザ@DAMD.inc氏が新型ヤリスの予想スケッチをXで発表しました。
この予想スケッチでは、よりプレミアム感の強いシルエットに、最近のトヨタのコンセプトカーの意匠を盛り込んだとしており、フロントマスクには現行「プリウス」や「クラウン」シリーズにも採用されているハンマーヘッドデザインを採用。
そしてフェンダーアーチにはブラックのアーチモールが備わっている点も、近年のトヨタデザインを踏襲したものとなっています。
コンパクトカーである「ノート」をベースに高級感を纏った「ノートオーラ」と戦うイメージということで、全体的にボリューム感を感じるスタイルとなっており、リアのドアノブはプリウスなどのようにドアサッシ部分に一体化させ、一見すると2ドアモデルのように見える手法が取られています。
また現行型はデザイン優先で後席がやや窮屈という声もありますが、予想スケッチではルーフ後端をなだらかに傾斜させて、躍動感を与えながらもキャビンを高めに取ることで窮屈感が解消されていそうな点も注目です。
そしてグラマラスに膨らんだフロントフェンダーはもちろん、リアフェンダーはあえてドアに深めのキャラクターラインを与えることでフロントに負けない存在感をプラスし、コンパクトカーでありながら、どっしりとした安定感のある見た目となっています。
あくまでこのスケッチは予想の元に描かれたものであり、確定情報を元に作られたものでないことは留意が必要ですが、現役デザイナーが作成しただけあってリアリティのある仕上がりとなっているのはさすがといったところ。
果たして、近い将来登場するであろう新型ヤリスはどのようなスタイルを纏ってくるのか、個々で想像してみるのも楽しいかもしれませんね。