「東京オートサロン2024」で世界初公開され、話題となった「MAZDA SPIRIT RACING コンセプトカー」が、中国・四国・九州地域で初めて実車展示されます。どのようなモデルなのでしょうか。
■高性能化した「ロードスター」「マツダ3」とは
マツダの販売会社であるアンフィニ広島は、「MAZDA SPIRIT RACING コンセプトカー」の実車展示をおこないます。
今回展示されるコンセプトカーは、2024年1月に開催の「東京オートサロン2024」で世界初公開された「マツダスピリットレーシング RSコンセプト（以下、RSコンセプト）」と「マツダ スピリットレーシング 3コンセプト（以下、3コンセプト）」の2台。中国・四国・九州地域では初の展示となります。
RSコンセプトは、「MAZDA SPIRIT RACINGブランド」が手掛ける第1弾のモデルとして開発中の車両。
2024年1月にビッグマイナーチェンジした「ロードスター」をベースとしながら、街中からサーキットまで楽しく走れるクルマを目指し、速さと質感にこだわり、ハイパフォーマンスを実現しているといいます。
スーパー耐久レース活動を通して培った足回りやエアロダイナミクスの進化、それらに合わせた内外装にも磨きをかけているほか、ソフトトップ仕様としては国内初となる2リッターエンジンを搭載するなど、エンジンにも手が加えられる予定となっています。
一方の3コンセプトは、5ドアハッチバックの「マツダ3 ファストバック」を元に製作されたモデル。
マツダ3のもつ上質さなどはそのままに、こちらもスーパー耐久レースで培った足回りやエアロダイナミクスのノウハウを内外装に反映しており、特にフロントとリアバンパーはブラックグレーカラーのスプリッター形状とし、空力性能の追求とレーシングカーのような迫力を表現しました。
東京オートサロン2024会場では、ベース車に設定がない2.5リッターターボエンジンが搭載されていることが判明しており、通常モデルより大幅なパワーアップが図られているようです。
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RSコンセプトと3コンセプトは、アンフィニ広島西風新都店（広島市安佐南区）で2024年8月29日から9月9日まで特別展示されます。