Google Mapが、東名高速を「通行止め」とする情報を表示しています。実際には通行止めは実施されておらず、SNSなどでは困惑の声が寄せられています。
■実際には「東名通れます」 謎のGoogle表示に困惑
2024年9月3日頃から、Google Mapが東名高速の一部を「通行止め」とする情報を表示しています。
実際には通行止めは実施されておらず、SNSなどでは困惑の声が寄せられています。
Google Mapは通行止めとしているのは、東名高速 厚木IC~秦野中井ICの上下線で、さらに新東名高速の新秦野IC~国道246号線のランプも通行止めとしています。
8月30日から31日にかけては、台風10号による大雨の影響で一時的に通行止めとなっていましたが、以降は通行止めとなるような事故や工事などは実施されておらず、通常通り利用することが可能です。
この誤情報により、Google Mapによるルート案内にも影響が及んでおり、経路設定では東名高速が除外され、新東名や小田原厚木道路などを経由するように促されます。
なおPCの英語版Google Mapでは東名高速の情報について、11月末まで有効、新東名ランプについては9月6日まで有効なものとしており、正しい情報が提供されるタイミングは一切不明です。
SNSなどでも、「東名が通行止めになってるけど、違うよねコレ?」「Google mapで見ると東名高速通行止めなんだが。通れるよね?」など、実際の交通情報との相違に困惑する人が少なくないようです。
また、「Google Mapウソついてる」「未だに東名高速通行止めの表示を続けているのはさすがに度が過ぎませんか」「Google Mapさん情報大丈夫?」「なぜか厚木~秦野中井を迂回する」「googleマップの通行止めバグ」など、早急な情報更新を求める声も多数寄せられています。
ドライブ前には、日本道路交通情報センター(JARTIC)による情報のほか、NEXCO各社の情報を確認するなど最新の交通情報を確認したほうが良さそうです。
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(9月5日 16時15分追記)
16時15分頃 東名高速の誤情報は修正されています。なお、新秦野IC~国道246号線のランプは現在も通行止めとした誤情報となっています。