神奈川県警察本部交通部交通総務課が公式Xで、運転姿勢について注意喚起を促した投稿に対して、ネット上では多くの反響が寄せられています。
■Xに投稿された「ヤンキー運転」のイラストに反響集まる!
2024年9月2日に、神奈川県警察本部交通部交通総務課が公式Xで、運転姿勢について注意喚起を促した内容を投稿しました。
同時に添付されたシートベルトを装備せずビーチサンダルで片手運転をしているイラストに対して、ネット上では多くの反響が寄せられています。
投稿には、「自動車運転時はシートベルトを正しく装着し、適切な姿勢で運転すること。そして運転に適した靴を履き、正しいペダル操作を心がけることが重要です」との注意があり、主にシートベルトの着用と運転に適した靴の使用という2つの点に触れています。
シートベルトは急ブレーキや事故の際に乗員が車外に放り出されるのを防ぐ重要な安全装置です。
しかし、シートベルトを装着していなかったり、誤った方法で着用している場合、その効果は著しく低下し、死亡事故のリスクが高まります。
投稿された画像内の人物はシートベルト未装着のため、「道路交通法第71条の3」の「シートベルト装着義務違反」となり、違反点数は1点です。
次に、運転時に履く靴についても注意が必要です。
画像内の人物のようなビーチサンダルをはじめ、厚底靴、ハイヒールなど、運転に適さない履き物は「道路交通法第70条 安全運転の義務」に基づき取り締まりの対象となります。
これらの履き物は足元が不安定になり、ペダル操作が不安定になるためです。
なお裸足での運転は法的に禁止されていませんが、ペダルを踏み込む際に痛みが生じる可能性があり、適切な力が発揮できないリスクがあります。
そのほか事故や緊急時にはガラス片などで足を負傷する可能性もあるため、運転時にはスニーカーのような柔軟性の高い靴を履くようにしましょう。
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そんな話題となっているイラストについて、ネット上では「こういう運転の人、街中で結構見るけど別にカッコよくないしやめるべき」「2人の先輩と出かける時、先輩こんな感じだったなあ…」「こういう姿勢している人に限って、運転が荒いからたまったもんじゃない」など、だらしない姿勢で運転している姿を、普段よく見掛けるといった声が多く集まっています。
また「昔、アームレストに左ひじを置いて片手運転しているクルマに衝突されたから、こういう運転する人がトラウマ」「そういえば厚底サンダルで運転していた女性が、何かの拍子で脱げてペダルの裏側に挟まって、ブレーキが踏めなくなった事故あったよね」「近所で車外に放り出されたクルマの衝突事故現場を見たときに、シートベルトの大切さをとても化感じた」など、実体験を語り注意喚起するユーザーも。
そのほか「まさかのバケットシートでヤンキー乗り」「シート的にスポーツカーに乗っている想定かな?」「この人物…どこかで似た人を見たことあるような」など、運転姿勢以外の要素に着目したコメントも複数見られました。