マツダが展開するコンパクトカー「マツダ2」は、2024年を持ってデビュー10年目を迎えます。それだけにフルモデルチェンジがいつあってもおかしくありません。その可能性とユーザーたちの反応について、見てみましょう。
■マツダ「新型MAZDA2」に期待の声集まる
マツダ最小クラスのコンパクトカーとして、2019年から販売が始まった「マツダ2」。2014年の登場当初は4代目「デミオ」として販売されていました。
その時代を含めると現行型はデビューして10年目。そろそろフルモデルチェンジがあってもおかしくない時期です。
では、仮にモデルチェンジが行われた場合、マツダ2はどのようなクルマになるのでしょうか。いつか現れるであろう“次期型マツダ2”に対し、SNSなどでは様々な反響が集まっています。
現行のマツダ2のボディサイズは全長4080mm×全幅1695mm×全高1500-1550mm。外観はスマートな流線形になっているほか、フロントグリルにはマツダおなじみのデザイン「ファイブポイントグリル」を採用しました。
グレードにもよりますが、室内装備には運転席6wayパワーシートやドライビングポジションメモリー機能、シートヒーターなどを用意。快適性と走りの楽しさを両立しています。
パワートレインには、1.5リッターのガソリンエンジン「SKYACTIV-G」とディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D」を用意。トランスミッションには6速のATもしくはMTを用意し、駆動方式は2WDとフルタイム4WDの2種類が展開されます。
先進安全機能としては、前方の車や歩行者を検知する「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」や、前方車との衝突危険を検知する「スマート・ブレーキ・サポート」、車線逸脱を防ぐ「レーンキープ・アシスト・システム」など、多彩な装備を搭載しています。
そんなマツダ2ですが、前述の通りデビューして10年目。そろそろフルモデルチェンジが行われてもおかしくはありません。では次期型デミオはどのような変化が行われるのでしょうか。
まず、マツダの2024年5月の決算発表では「マツダ初のバッテリーEV(BEV)専用プラットフォームを用いた新型EVを2027年に導入」するとしています。コンパクトカーとBEVは他メーカーでもよく見る組み合わせなので、タイミングが良ければ、電気自動車となる可能性は否定できません。
また、「MX-30」で使われるシステムであるロータリーエンジンを使用した「ROTARY-EV」もありますので、小型化に成功すれば、プラグインハイブリッドもあり得るかもしれません。
そして一番気になるのはデザインですが、現在それらしいコンセプトモデルは存在していません。どのようなモデルとなるのか期待が膨らむばかりです。
そんな今後が気になるマツダ2ですが、登場するかもしれない次期型マツダ2についてSNSなどでは、「良いデザインになると良いな」「カッコ良くなるといいけど……」といったデザインに関心を示す意見が出ています。
また「サイズ感を考えると、MX-30路線でいくのが良さそう」とコメントする人もいました。