フロアマットは使っているうちに汚れや、ゴミがたまったりします。そのままだと不衛生ですから、定期的な掃除が必要です。では、フロアマットはどのように掃除すればいいのでしょうか。
■ ガソリンスタンドの大型掃除機が便利!
クルマのフロアマットは、砂や泥、雨水などからクルマを守る役割を果たしています。
汚れが繊維の奥に入り込むので表面に汚れが付着してもあまり目立ちません。
泥や雨水、食べこぼしなどが原因でダニや雑菌が繁殖してしまいます。
これらを放置するとダニアレルゲン(死骸や糞)や車内、エアコンの異臭につながります。
フロアマットの掃除方法をディーラー整備士は「フロアマットは、多少のゴミが気になる程度であれば、ハンディクリーナーでゴミを吸い取る程度でいいでしょう。もし、ハンディクリーナーがない場合は、ガソリンスタンドや洗車場の洗車スペースにある大型掃除機を使用するのがお勧めです」とのこと。
大型掃除機は有料(100円で数分使用可能)ですが、吸引力が強いため、ゴミや小石も吸い取ってくれます。
その際は、「取り付ける手間は掛かりますが、フロアマットを外して掃除すれば、隅々まできれいにすることができます」とアドバイスがありました。
洗車後にフロアマットも掃除すれば、愛車の内外全てきれいにすることができるのでお勧めします。
さらに汚れが気になる場合は、フロアマットを洗いましょう。先述のようにフロアマットは取り外すことができます。
前出の整備士によると、「取り外したマットは表面のゴミを落としてから一度水で手洗いし、その後に洗剤で再度手洗いしてください」とのことです。
フロアマットを洗う際は、フロアマット用洗剤や専用ブラシがあると効果的に洗えるのでお勧めです。
もしなければ、中性洗剤と一般的なブラシでも問題ないそうです。
なお汚れがひどい場合は、水ですすいだ後にもう1度洗いましょう。
洗い終えたら、しっかりと水を切って干しますが、水分が残るとカビや異臭の原因になるため、晴れた日に干すなどして、完全に乾かしましょう。
フロアマットを元に戻す際は、前後左右を確認して、左右入れ替わったり、誤った位置になったりしないよう注意しましょう。
フロアマットを乾かしている間に、隙間や隅にたまった汚れをハンディクリーナーで掃除しておくのもいいですね。
フロアマットの洗濯は大がかりで手間が掛かりますが、快適な車内空間にするためにも、数カ月に1回程度は行いたいものです。
また、普段からきれいにしておけば、汚れもそこまでたまらないので、洗車のたびに大型掃除機でゴミを吸い取るなど、こまめにお手入れしましょう。