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5速MTあり! ダイハツ「コンパクトハッチ」公開! 全長3.8m以下&アンダー130万円で「めちゃ“精悍”」な「AYLA(アイラ)」インドネシアで実車展示

くるまのニュース 2024年9月10日 18時10分

ダイハツのインドネシア法人は、2024年8月28日から9月1日までスラバヤで開催された「GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS 2024)」に、現地生産されるコンパクトカー「AYLA(アイラ)」を出展しました。どのようなクルマなのでしょうか。

■インドネシアのエコカー基準に適合したヒットモデル

 ダイハツのインドネシア法人「アストラ・ダイハツ・モーター(ADM)」は2024年9月2日(現地時間)、グランドシティコンベックス(スラバヤ)で8月28日から9月1日まで開催された「GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS 2024)」に出展しました。
 
 そのなかには、ADMの現地工場で生産されるコンパクトハッチバック「AYLA(アイラ)」の姿もありました。

 アイラは、2013年に登場したAセグメントの5人乗りコンパクトハッチバック。

 ダイハツがインドネシアのユーザーニーズを徹底的にリサーチし、日本の軽自動車やコンパクトカーで培ってきた技術やノウハウをベースに開発したモデルです。

 経済成長を続けるインドネシアにおいて定められたエコカー基準「LCGC(Low Cost Green Car)」に適合し、エントリーカー市場を開拓。初代は約27万台を販売するヒットモデルとなっています。

 そして2023年にフルモデルチェンジを実施し、2代目に進化しました。

 最新の「DNGA Aセグメントプラットフォーム」を取り入れ、操縦安定性や乗り心地といった走行性能や燃費などの基本性能を大幅に向上させるいっぽう、エントリーカーらしい低価格を両立させています。

 ボディサイズは、全長3760mm×全幅1665mm×全高1515mm。

 パッケージングが見直され、コンパクトなサイズの中に大人5人が乗れる室内空間と十分な荷室を確保しています。

 スタイリングは「パワフル&アグレッシブ」をテーマに、存在感を強めたデザインに。

 なかでもスポ―ティ仕様の「ADS」には、その特徴を強調するフロントボディキットやバンパーのブラックアウト化、LEDデイタイムランニングライト、LEDヘッドライト、ガンメタリック塗装された14インチアルミホイールなどが備わり、精悍な印象です。

 パワートレインは、最新の1.2リッターエンジン(WA型)と、性能を向上させた1リッターエンジン(KR型)を用意し、トランスミッションはCVT(D-CVT)と5速MTを設定。駆動方式は2WD(FF)です。

 内装は、エンジン プッシュ スタート/ストップ ボタンやチルト ステアリング、スマートフォンと接続可能なタッチスクリーンの7インチ ディスプレイオーディオ 、デュアルエアコンなどが装備されています。

 インドネシアでの販売価格は、1億3680万ルピア(約126万円)から1億9270万ルピア(約178万円)までです。

 なおアイラはトヨタ版「アギア」としてOEM供給をおこなうほか、トヨタブランドでの輸出も行われています。

※ ※ ※

 GIIAS 2024会場ではほかにも、コンパクトSUV「ロッキー」のカスタマイズモデルや、アイラ同様に現地生産されるコンパクトミニバン「シグラ」などが出展されました。

 ADM マーケティングディレクター兼コーポレートコミュニケーションディレクターのスリ・アグン・ハンダヤニ氏は、GIIAS 2024の出展に際し、次のように話します。

「地域社会、特に東ジャワのダイハツの顧客に感謝したいと思います。

 ダイハツは2024年6月まで東ジャワ州の自動車販売で第2位の地位を維持しています。

 さらに、シグラやアイラなどのダイハツLCGCモデルは引き続き国民から肯定的な反応を受けており、東ジャワのLCGC市場を42%独占しています」

 なお会場では実車の展示に加え、低金利や割引などの限定特典を含む特別販売もおこなわれました。

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