世界的チューナーブランドが手掛けた「NOVITECフェラーリ296GTB N-LARGO」が2024年9月4日に発表されました。
■世界的チューナーブランドが手掛けたフェラーリ「296GTB」!どのように変わった?
2024年9月7日にNOVITEC JAPANは、フェラーリ最新のV6エンジン+PHEVを搭載するミッドリアエンジン2シーター「296GTB」をベースとしたワイドボディアップグレードモデル「NOVITECフェラーリ296GTB N-LARGO」を発表しました。
NOVITEC GROUPは、ドイツを拠点とする世界的チューナーブランドです。
ここ数年、世界中のスーパーカーオーナーのために「N-LARGO」というブランドにて、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンをベースとした数多くの世界限定車を発表しています。
ベース車として選ばれたフェラーリの「296GBT」は、フェラーリ初のV6+PHEVで伝統のV8ミッドシップ系と近しいポジションに位置するニューモデルです。
今回296GTB N-LARGOのデザインを務めたのは、これまでも世界中で数多く実績を残すヴィットリオ・シュトロゼック氏が担当しています。
ボディは、軽量かつ高強度なカーボン製であり、純正比で、フロント+6cm、リア+12cmとワイドボディ化を行いました。
ホイールには、アメリカのハイテクノロジーホイールブランドVOSSEN社との共同開発で製造されたNOVITECデザイン「FN11 NL」を装着。
フロント21インチ、リア22インチが装着され、スーパーカーの魅力であるウェッジシェイプを際立てています。
クウォーターパネルには、フィット感のあるインナーフェンダーが装着され、「FN11 NL」が収まるスペースを確保します。
リアアスクルの新しいフレアには、エンジンベイ用の大きなダクト、ブレーキ用のダクトが設置。
N-LARGOロッカーパネルにより、リアフェンダーへのスムーズなエアフロ―を確保。
サイドミラーにおいても、カーボン製にて魅力的なデザインに仕上がっています。
エアダクト付きのフロントトランクリッドは、ダウンフォースを生成するためのデザインとなっています。
幅広いフロントフェンダーに違和感なくマッチするように設計され、フロントリップスポイラーと併せて高速域でのハンドリングの安定性を向上させます。
リア周りは、購入者の希望で、リアウイングの代わりにダックテールスポイラー、純正リアスポイラーへのカーボンカバーなどの選択可能です。
さらに足回りにおいても、ハンドリングを向上させるためのスポーツスプリングにより約35mmのダウンを行うことができます。そしてオプションで用意されている油圧式車高調整により、スイッチ一つで40mmの車高上昇機能を持たせることが可能です。
今回専用にカスタマイズされたエキゾーストシステムにより、NOVITECキャタライザーとNOVITECハイパフォーマンスエキゾーストシステムの組み合わせで、エンジン出力を38馬力も向上させることが可能です。
エキゾーストシステムにおいては、ステンレス製か特に軽量なインコネル製(F1でも使用されるハイテク合金)から選択が可能でフラップの有無に関しても選択いただけます。
全てのエキゾーストシステムはヒートプロテクションが施工されており、エンジンルーム内の熱管理を最適化します。
一部純金ゴールドメッキ加工での強化オプションも用意されています。
価格など詳細は問合せが必要なようです。