インドネシアで開催された「ガイキンド・インドネシア国際オートショー2024(GIIAS 2024)」で、マツダのインドネシア法人は新型「MX-5 RF GTリミテッド」を出展しました。オートエクゼのエアロパーツを装着した2シータースポーツカーに対し、SNSなどでは多くの反響が寄せられています。
■めちゃカッコイイ! 流麗さを増したコンプリートカーが登場
マツダのインドネシア法人は、2024年7月18日から28日までインドネシアで開催された「ガイキンド・インドネシア国際オートショー2024(GIIAS 2024)」で、オートエクゼのエアロパーツを装着した2シータースポーツカーの限定車「MX-5 RF GTリミテッド」を展示しました。
精悍なスタイリングに対し、SNSなどでは多くの声が集まっています。
GIIAS 2024の会場で、マツダのインドネシア法人はオートエクゼとの提携を発表。同社のエアロパーツを装着したMX-5 RF(日本名:ロードスターRF)「GTリミテッド」がデビューしました。
オートエクゼは、「ミスター・ル・マン」として知られる寺田陽次郎氏によって1997年に設立された、マツダ車のチューニングパーツメーカーです。
商品ラインナップにはエアロパーツ、サスペンション、ブレーキ、マフラー、補強材などがあり、日本ではマツダ販売店のディーラーオプションとしても提供されています。
MX-5 RFは、現行型(4代目・ND型)オープンスポーツカー「ロードスター」に2016年追加された電動開閉式ルーフを備えた派生モデルです。
3代目ロードスターには通常のソフトトップ(幌)仕様とは別に「リトラクタブルハードトップ(RHT)」仕様が設定されており、MX-5 RFはこの後継モデルという位置づけです。
しかし通常のロードスターとは異なるファストバックフォルムとしたことで、外観上も大きく差別化を図った点が異なります。
日本などではこの“RF”とソフトトップの2モデルがラインナップされますが、インドネシアではRFのみの設定でした。
パワートレインは2リッター直4エンジン(最高出力184ps・最大トルク205Nm)に6速MTまたは6速ATを組み合わせています。
このMX-5 RFをベースにオートエクゼのパーツでカスタマイズされた限定モデルが、今回GIIAS 2024でデビューしたMX-5 RF GTリミテッドです。
フロントアンダースポイラー、サイドスポイラー、リップスポイラー、デュアルスポーツマフラーなどが装備され、MX-5 RFの美しいスタイリングをさらに引き立たせています。
そんな限定モデルに対し、SNSなどでは多くの反響が寄せられています。
多かったのは「めちゃ気になる」「カスタマイズモデルは日本でも出して欲しい」「コンプリートカーで売られているのは羨ましい」といったマツダファンの声でした。
前述の通り日本でもマツダの販売店でパーツ装着は可能ですが、最初からフルエアロを装着した状態で販売されている姿に驚くコメントもみられました。