ホンダは2024年9月13日に新型「シビック」マイナーチェンジモデルを発売します。
■表情一新&6速MT“のみ”の「RS」追加
ホンダは2024年9月12日、新型「シビック」マイナーチェンジモデルを発表しました。
翌13日に発売します。
シビックは1972年に登場後、中核モデルとして長らくラインナップされ、世界で累計2760万台を販売するグローバルモデルです。
現行型は11代目で2021年9月に登場。国外では4ドアセダンモデルも設定されていますが、日本では5ドアハッチバックのみの設定です。
11代目では内外装の刷新に加え、ホンダ独自の「VTEC」ターボや2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」の採用といった走行性能の大幅な向上、先進運転支援システム「ホンダ センシング」の機能強化などが図られました。
今回のマイナーチェンジでは、フロントフェイスのデザインが変更されました。低重心・水平基調でシンプルなデザインはそのままに、シャープなフロントバンパーを新たに採用することで、精悍でスポーティな表情を演出しています。
e:HEV搭載モデルでは、新たに「e:HEV LX」「e:HEV EX」の2モデル展開としたほか、新たにグレー内装を追加。インテリアを明るく軽快な印象に仕立てています。
また、18インチホイールのデザイン変更や、e:HEV EXグレードでは電動パノラミックサンルーフを標準装備としています。
さらに、ガソリンモデルでは、スポーティさを追求した新グレード「RS」を設定。
トランスミッションは軽量フライホイールを組み合わせる6速MTのみの設定としたほか、専用チューニングのサスペンションやステアリング、専用足回りを採用。フロントブレーキもRS専用の大径ローターも装備し、走行性能の向上を図りました。
さらに、「ECON」「ノーマル」に加え、「スポーツ」「インディビジュアル」などを選択できるドライブモード選択や、RS専用アニメーションが表示されるメーターを備え、走りへのこだわりを表現しています。
エクステリアでは、ブラック加飾のヘッドライトリングやドアミラーカバー、シャークフィンアンテナ、エキゾーストパイプフィニッシャー、専用RSエンブレムを装着してスポーティなイメージを高めています。
インテリアでは、ブラックを基調にレッドのステッチを施したほか、赤いピンストライプをあしらい、走行性能の高さを予感させます。
このほか全モデル共通で、新色の「シーベッドブルーパール」の追加、急アクセル抑制機能の追加設定などのホンダ センシングの性能強化、インフォテインメントシステムのGoogleアシスタント追加などが図られています。
新型シビック マイナーチェンジモデルの価格(消費税込)は344万8500円から430万7600円です。