大阪府摂津市の花岡工務店は、トヨタ「ハイエース」とサウナを融合させた「ハイエースサウナ」を発表しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
■完全受注生産の「ハイエースサウナ」
大阪府摂津市の花岡工務店は2024年9月12日、トヨタ「ハイエース」とサウナを融合させた「ハイエースサウナ」を発表しました。
花岡工務店は摂津市を中心に、木造リフォーム工事を行う大工職人が多い建築工務店です。2023年より、建築技術を活かして屋内外用のプライベートサウナの製造をスタートしたといいます。
クルマに載せるタイプのカーサウナも手掛けており、第1弾は軽トラックの「ハコセトラ」、第2弾はトヨタのピックアップトラック「ハイラックス」を製作。これに続く第3弾が今回の「ハイエースサウナ」です。
ベースはハイエースのうちハイルーフ 標準ボディのバンで、荷室すべてをサウナルームに改造しています。
サウナにはフィンランド発で世界シェア1位のハルビア製薪ストーブ式サウナヒーターを採用。水やアロマ水を注いで発生させた蒸気を風で送る「ロウリュ」も体験できます。
サウナルームは約4名が入れるサイズとし、木目の濃淡がきれいなレッドシダーを基本材料として用い、さらに国産杉なども使って製造されます。
今回は見た目にこだわったといいますが、香りを重視したい場合は国産ヒノキを用いれば、自然の木の香りに囲まれたサウナルームを製作できるとしています。
このほか、サウナルームには同じ摂津市内の電器店が作業を行った間接照明を設置。ロマンチックな雰囲気を演出しています。
製作日数は約40日で、「ハイエースサウナ」の価格(消費税込・車両代別)は198万円です。受注生産とし、都度クルマに合わせてカスタマイズされます。