NEXCO中日本 東京支社が2024年9月12日、公式SNSを更新。注意喚起とともに、投稿された「ほのぼのしつつ、目を疑う光景」に話題が集まっています。
■大胆にも高速道路を横断 NEXCOは注意喚起
NEXCO中日本 東京支社が2024年9月12日、公式SNSを更新。
注意喚起とともに、投稿された「ほのぼのしつつ、目を疑う光景」に話題が集まっています。
現場は小田原厚木道路の伊勢原IC付近です。
カメラに捉えられたのは、中央分離帯つきの4車線道路を、1匹の柴犬が横断していく光景。しっぽをくるりんと巻きながら、ヒョコヒョコと上り線側から渡っていきます。
差し掛かったコンパクトカーやミニバンは減速し、事なきを得ます。
柴犬はそのまま中央分離帯のフェンスの下をくぐり、反対側の下り線へ。左右を確認しながら追越車線を渡っていきますが、走行車線をクルマが連続して通過していくので、いったん立ち止まります。
通報を受けて、交通管理隊とパトカー2台が現場へ急行。無事、犬を保護することができたといいます。
同支社は、高速道路上で動物と遭遇した場合は「ハザードランプを点灯させ、後続車両に注意喚起をするとともに接触に注意」し、安全なところから「道路緊急ダイヤル#9910」への通報も呼びかけています。
ほほえましい光景ですが、一歩間違えれば、急ブレーキや急ハンドルなどで複数台を巻き込む事故になりかねない、危険な状況です。
コメントでは「無事に確保されてよかった」など安堵の声もありつつ、「このイレギュラーな場面があった時、同乗者のことを考えれば普段から車間距離を開けなきゃダメですよね」と、普段からの安全運転がこういった状況への臨機応変な対応につながるという声もありました。