ホンダと広州汽車の中国合弁会社 広汽ホンダは、「成都国際モーターショー」(会期8月30日〜9月8日)に「インテグラ」の新たな特別仕様車「リミテッドエディション」を出品しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■ホンダ新型「インテグラ リミテッドエディション」!?
ホンダと広州汽車の中国合弁会社 広汽本田汽車(広汽ホンダ)は、現地で開催された「成都国際モーターショー」(会期8月30日〜9月8日)に「インテグラ」の新たな特別仕様車「リミテッドエディション」を出品しました。
インテグラは、かつて日本でも販売されていたスポーティなコンパクトカーです。2021年に中国で復活した現行モデルは5代目にあたり、世界戦略車である11代目「シビック」の兄弟車として展開されています。
ボディタイプは4ドアセダンと5ドアハッチバックの2種類があり、今回のショーに展示されていたインテグラリミテッドエディションは、4ドアセダンのみに設定される特別仕様車です。
白のボディに、鮮やかな赤を大胆にあしらったカラーリングが特徴となっています。
ボンネットパネル、ルーフパネル、トランクパネルの中央部には赤いレーシングストライプを、フロントドアからフェンダーにかけては「LIMITED EDITION」と書かれた巨大なロゴデカールをあしらい、限定版であることを強く主張します。
その鮮やかな赤の色遣いは、黒を基調としたインテリアにも及びます。ダッシュボード下部やウインドウスイッチまわりのカラーを赤にすることで、黒とのコントラストを印象付けています。
ボディサイズは全長4689mm×全幅1802mm×全高1420mm、ホイールベース2745mm。パワーユニットは、1.5リッターターボまたは2リッターハイブリッドの2種類で、ギアボックスはCVTのほか、1.5リッター車のみ6速MTも用意されています。
価格は13万1588元(約265万円)からで、全グレードに対して1688元(約3万4000円)高で設定されています。
同車の発売にともない、「INTEGRA」ロゴをあしらった特別限定グッズ(トロリーケース、バックパック、スポーツストローウォーターカップ)も用意されています。