スバルは新型「シフォントライ」を新たなラインナップに加えます。SUV風の軽スーパーハイトワゴンですが、同車にはどのような反響があったのでしょうか。
■「トライ」という車名が復活!
スバルは新たな軽自動車として「シフォントライ」を2024年秋に発表する予定です。
新型シフォントライは、軽スーパーハイトワゴンの「シフォン」の“SUV風モデル”。ダイハツ製の「タントファンクロス」のOEM車としてスバルに提供されます。
新型シフォントライの外観は、シャープで強い印象のヘッドライトのほか、樹脂パーツを使用した前後バンパー、シルバーのスキッドプレートなどが、SUVらしいワイルドさを演出。
アウトドアレジャーで使えるルーフレールを装備し、タフギアな雰囲気が特徴です。
ボディカラーは、アウトドアに溶け込むようなカラーとして「レイクブルーメタリック」「フォレスターカーキメタリック」が設定され、2トーン4色、モノトーン7色がラインナップされました。
ブラック基調の内装では、エアコン吹き出し口やドアパネルなどにオレンジのアクセントを採用したほか、シートはグレーのカモフラージュ柄を用いることで遊び心を演出。
アウトドアに適した撥水仕様のシートや荷室、後席シートバックなども備わり、濡れたものを載せても簡単に拭き取ることができます。
新型シフォントライでは、助手席側に「ミラクルオープンドア」を搭載したのも特徴のひとつ。
ドアにBピラーを内蔵することで1490mmという広い間口を実現し、乗り降りや荷物の積み降ろしも楽におこなえます。
ラゲッジスペースも広く確保。後席を前方にスライドさせたり前に倒すとさらに荷室容量が増えるほか、上下2段に仕切れるカーゴボードも搭載。さまざまな荷物を運ぶことができます。
安全性能では「スマートアシスト」が搭載され、カメラとセンサーによって周囲の安全を見守ります。
そんな新型シフォントライに関して、SNSではさまざまな反響が寄せられています。
「シフォントライ良いな」「ちょっと欲しいです!」「ファンクロス顔は個人的に好き」など、新たな軽SUVワゴンに興味を持つ人が見受けられました。
また、「過去にあった『サンバートライ』の復刻ネーミングか?」「昔のサンバーにあったトライの名を復活させるんだ」「トライの名称が復活したのが良い、懐かしい」など、4代目「サンバー」のバンタイプに採用された「トライ」という車名が復活することを歓迎する声もありました。
なお、コンパクトトールワゴンの「ジャスティ」(ダイハツ「トール」のOEM車)や、コンパクトSUVの「レックス(ダイハツ「ロッキー」のOEM車)など、かつてのスバル車の車名を現代によみがえらせた事例がいくつか存在しています。
そのほか、「新型『スペーシアギア』に『N-BOXジョイ』にシフォントライと、アクティブな軽自動車が急に盛り上がってきたな」「新型スペーシアギアとN-BOXジョイが出るタイミングでの発表。今年はこのジャンルがますます激戦になりそうですね」という声も。
スズキは新型「スペーシアギア」、ホンダは新型「N-BOXジョイ」というSUV風の軽スーパーハイトワゴンを間もなく発表する予定です。
三菱もSUV風の「デリカミニ」をラインナップし、販売が好調に推移するなか、スバルも新型シフォントライで参入することになり、軽SUVワゴン市場がますます盛り上がりを見せそうです。