都内の新たな南北軸となる道路「外環の2」が話題に。さまざまな声が集まっています。いったいどのような道路で、どんな反響があるのでしょうか。
■新たな南北軸「外環の2」の道路計画に反響
都内の新たな南北軸となる道路「外環の2」が話題に。さまざまな声が集まっています。
いったいどのような道路で、どんな反響があるのでしょうか。
都市計画道路「外環の2」は、大泉JCTから富士街道、新青梅街道、青梅街道、五日市街道、井の頭通り、東八道路を南北につなぐ2車線道路で、延長は8970m。
このルートは、大深度地下を通る外環道「関越~東名」の真上となります。完成すれば「環八通り」「伏見通り」のあいだの広大な「幹線道路空白地帯」に、まっすぐ通行できる南北軸が誕生することとなります。
外環道は早期開通が求められている背景から、用地取得の不要な大深度地下で工事が進められています。それに比べて外環の2は、地道な用地取得が必要となるため、完成まで時間を要することが想定されます。
そもそもなぜ同じルートかというと、外環道「関越~東名」は当初、他と同じように高架道路+側道という構造でしたが、側道の無い大深度地下トンネルに変更されたという背景があります。当時の都市計画道路は白紙にならず、むしろ活用する形で別の計画として浮上したのが、今回の外環の2というわけです。
まだ開通した区間はありませんが、大泉IC~千川通りの約2.7kmが事業化済みで、その先の青梅街道までが優先整備区間です。そこから先は、2026年以降の新たな事業化計画にリストアップされるのを待つこととなります。
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延々と生活道路だらけの「環八外側エリア」へ新たな南北軸となる「外環の2」。ネット上では「確かに一方通行ばかりで道が難しいのよね」「ここできると地味にありがたい」「まっすぐつながる道路は助かる」と期待する声が。
いっぽうで「もともとは4車線の計画だったのにな。2車線道路だと渋滞しそう」「住宅地内の既存道路の抜け道マップを配布すれば十分」などの声もあります。
また「どうでもいいからはよ外環繋いでくれ!」と願うコメントもありました。