2024年3月にアメリカで発売された、シンプルなデザインのホンダSUV「プロローグ」に、ユーザーから多くの反響が集まっています。
■新型「プロローグ」に反響集まる!
ホンダのアメリカ法人は、2024年3月に新型SUV「プロローグ」を米国市場で発売しました。
日本には導入予定のないクルマですが、その洗練されたデザインにネット上では多くの反響が寄せられています。
プロローグは、ホンダとゼネラルモーターズ(GM)の共同開発によって、全く新しいEVとして誕生しました。
2021年6月に初めて発表され、2022年10月には内外装の詳細を公開。
また、日本では2023年10月のジャパンモビリティショーで初披露され、多くの注目を集めました。
実際に、アメリカではプロローグがEV税額控除の対象車となることも相まって、2024年8月には5401台の販売台数を記録。
これまでの1ヵ月あたりの販売台数記録を新たに更新したうえに、北米のBEV販売ランキングでもテスラに次ぐ販売台数となりました。
これらから、多くのユーザーから支持を得ていることが分かります。
ボディサイズは全長4879mm×全幅1989mm×全高1643mmで、ホンダのミドルサイズSUV「CR-V e:FCEV」よりも大きな堂々としたサイズ感です。
ホイールベースは3094mmと長く、これが室内の広さに寄与しています。
外観は低く幅広いシルエットが特徴で、シンプルながら洗練されたスタイルを持っています。
フロントフェイスは先進的な印象を与え、サイドのクリーンなラインはエレガントでありながら力強さを感じさせるデザインです。
内装は、水平基調のデザインがモダンで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
11.3インチの大型ディスプレイを備え、直感的な操作が可能な先進的なインフォテインメント機能を提供。
また、車載向けの「グーグルビルトイン」も標準装備され、ナビゲーションや音声アシスタント、音楽ストリーミングなどを活用でき、より快適で便利なドライブを実現します。
パワートレインは、最高出力212馬力・最大トルク320Nmのシングルモーター(前輪駆動)と最高出力288馬力・最大トルク451Nmのデュアルモーター(四輪駆動)の2種類を用意。
バッテリーにはGMの最新技術「アルティウム」が採用されており、米国環境保護庁(EPA)基準で最大296マイル(約476km)の航続距離を実現します。
この高性能バッテリーは効率的なエネルギー管理により、充電の手間を軽減し、快適なEVライフをサポートします。
充電インフラの発展にも対応し、将来的な利便性の向上も期待されています。
価格は、4万7400ドル(約676万4700円)から5万7900ドル(約826万3200円)です。
そんな新型プロローグにネット上では、「デザインがなかなかカッコいいと思う」「エクステリアは派手さがなく、落ち着いた印象だな」「特にリアのデザインが好き」など、スタイリッシュなデザインが好評を得ているようです。
また、アメリカでの売れ行きが好調であることに、「テスラの次に売れているのスゴイ」「日本人として誇らしいよね」などの応援の声とともに、「日本でも売ればいいのに」「サイズ感的にも日本で乗れそう」「こういうEV欲しいよね」など、国内への導入を求めるコメントも。
そのほか「この見た目でe:HEVあったら最高」「EVじゃなくてHEVを展開して」など、ハイブリッドモデルを希望する意見も見られました。