スズキの軽本格四輪駆動車「ジムニー」の「2シーター」モデルが、中古車情報サイトで掲載されて話題に。ネット上でも反響が集まっています。いったいどのようなクルマで、どのような声が上がっているのでしょうか。
■ジムニーがピックアップトラックに!? 話題のカスタムモデルに反響
スズキの軽本格四輪駆動車「ジムニー」の「2シーター」モデルが、中古車情報サイトで掲載されて話題に。ネット上でも反響が集まっています。
いったいどのようなクルマで、どのような声が上がっているのでしょうか。
スズキの「ジムニー」は初代モデルが1970年に登場。以来、高い悪路走破性でアウトドアが楽しめる小さな「本格四輪駆動車」として、世界中でロングセラーとなってきました。現行モデルは、2018年に登場した4代目です。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mm。
エンジンは660ccの直列3気筒ターボエンジンで、最高出力64馬力、最大トルク96Nmを発揮します。
歴代モデルと同様に、堅牢なラダーフレームやパートタイム4WDなどを採用することで、本格的なオフロード走行が可能。さらに、「ブレーキLSDトラクションコントロール」により、4輪それぞれのブレーキを独立制御することで、ぬかるみやわだちなどでの走破性がより高まっています。
さて、そんなジムニーを大胆にカスタマイズしたのが、新車・中古車販売だけでなくカスタムも取り扱う大阪府和泉市の中古車販売店 レガーナによる「ESTIRO ジムニー ピックアップ」です。
Bピラーより後ろの上部を切り取り、ルーフとテールゲートも加工することで、ピックアップトラック化しています。
正面デザインは鋭い眼光の「バッドフェイスグリル」や「ダクトボンネット」によって、さらに力強い顔に生まれ変わっています。
足回りもカスタムが加えられ、インチアップだけでなくオリジナルのオーバーフェンダーにWORK製16インチアルミホイールとオフロードタイヤが装着されています。
リア周りはラゲッジスペースのロールバーと2本出しマフラーが目を惹きます。ピックアップ化して露出したラゲッジスペースは、積み込みを容易にするために滑り止め加工が施されています。
さらにインテリアも大幅にカスタマイズされ、シートは本格オフロード走行に対応させたレザー素材のフルバケットタイプに変更され、ステアリングはカモフラージュ柄の小径スポーツステアリングにするなど、特徴が打ち出されています。
このESTIRO ジムニー ピックアップの車両本体価格は388万円(税込み)で、2024年9月中旬現在も中古車として掲載されています。
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本格コンパクト四駆として「ありそうでなかった」ピックアップタイプの姿に、ネット上では「あったら楽しそうだなと思ったら実在してました」「キャンプギア積んでキャンプしたい」「かっこいい」「やばい 理想のジムニー」「幌でフルオープンが欲しい」など期待する声が。
なお同社では、新たにジムニーを入手次第、似たようなカスタムを行う予定だと明らかにしています。